月刊「ディズニーファン」 6月号表紙 ©Disney

ディズニーリゾートの最新トレンド情報誌、月刊「ディズニーファン」(講談社)は、2020年7月で創刊30周年。

おめでとうございます。

30年前にはインターネットは普及しておらず、写真もデジタル撮影ではない、そんな時代。

東京ディズニーランドの情報は、雑誌やテレビから得るしかなく、大人向けのディズニー専門誌の発売は画期的なことでした。

その頃から、東京ディズニーリゾートの最新情報を発信してきた月刊「ディズニーファン」の魅力をご紹介します。

フォトギャラリーフォトギャラリー 雑誌「ディズニーファン」 30周年
  • 月刊「ディズニーファン」電子版お知らせ
  • 月刊「ディズニーファン」 6月号表紙
  • 月刊「ディズニーファン」
  • 月刊「ディズニーファン」

月刊「ディズニーファン」創刊はTDR6周年

月刊「ディズニーファン」

月刊「ディズニーファン」第1号の発売は、1990年夏の号です。

当時、アメリカ・アナハイムにあるディズニーランドは開園35周年。

東京ディズニーランドは6周年で、『ドナルドのアメリカン・オールディーズ』(4/21~6/17)というイベントがおこなわれていました。

このイベント実施情報も、後に発売された「東京ディズニーリゾートクロニクル」などで知ったくらいで、1990年当時は、子ども向け雑誌の巻末に少しイベント名が載っているだとか、現地の「トゥデイ・インフォメーション」を開いて当日やっとわかる、というような状況でした。

ディズニー好きの交流についても、私自身はその頃の記憶がなく、「紙媒体のサークル」に出会ったのも90年代後半。

月刊「ディズニーファン」は、1991年初夏の号までは「季刊」、1991年8月発売の6号から「隔月刊」となり、1999年5月号から「月刊」になりました。

2013年5月号からは、「電子書籍版」も発売され、「手軽に読めてうれしい。」などの声が聞かれたものでした。

現地での圧倒的取材力と詳細な情報

今でこそ、海外の情報までもリアルタイムで知ることができますが、長い間、パークの情報を得るにはタイムラグがありました。

そこで最新情報を求めるディズニー好きがこぞって読んでいたのが月刊「ディズニーファン」

それはインターネットが発達した現在も変わりません。

東京ディズニーリゾートのイベントや変化など、どこよりも早い情報が掲載されると、「DF(Disney FAN)に載ってたよ。」が合言葉。

オープンが予定されている、東京ディズニーランドの新施設に関するイラストや写真はお宝です。

また、グッズ・レストラン・アトラクションなどは、こまめにムック化されるので、後々の資料としておすすめ。

海外にあるディズニーパークの新イベントも、現地で取材された写真満載です。

読者参加企画の海外ツアーも多く、そのレポート掲載時には、ほぼ毎回お土産プレゼントあり。

海外でしか手に入らないレアグッズが多く人気です。

貴重な読み物が充実

パークにあるもののバックグランドストーリーや、専門家による解説は、知識欲を満たしてくれます。

故・柳生すみまろ先生の連載、ディズニー・アーカイブスのデイブ・スミスさんのQ&Aコーナーはとても勉強になりました。

創刊号では、著名人のコメントがたくさん載っており、これを読み返すと、この方々の生み出す作品は、「ディズニー」に影響されていたのだとしみじみ思います。

現在掲載されているインタビュー記事も、毎号読み応えがあり。

もしかすると、後の有名人になる方のお話しもあるかもしれません。永久保存版ですよ。

最新映画作品の基本を押さえられる

映画の情報も詳しくまとまっています。

ストーリーやキャストはもちろん、監督インタビューなども毎作品盛りだくさん。

ディズニーパークの基本は、ディズニー映画なので、そこを押さえてからパークに行くと、楽しみ方が変わってきます。

例えば、スター・ツアーズ。

何年も乗っていたアトラクションですが、ルーカスフィルムがディズニー傘下になったことにより、ようやくスター・ウォーズシリーズを見たという失礼な私。

改めて「このキャラクター、このシーンはこれだったのか!!」と感動したのでした。

「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」も、月刊「ディズニーファン」で公開前からの解説を読み、最新作を見てから乗りに行きましたよ!

「ディズニー特集 -ウレぴあ総研」更新情報が受け取れます