2011年3月に日本で映画が公開され、ディズニープリンセスの中でも特に人気のあるラプンツェル。
多くの人に夢と冒険する心を与えた映画『塔の上のラプンツェル』ですが、主人公のラプンツェルだけではなく、彼女を取り囲む様々なキャラクターもとっても魅力的なんです。
今回はそんな、ラプンツェル“以外”のキャラクターたちを、徹底的に解説します!
ちなみに私が徹底的に、と前置きするときの本文はとても長いので、おうち時間の暇つぶしにどうぞ。
ネタバレへの配慮が皆無なのでご注意ください。
小さくてもとっても勇敢! ラプンツェルの大切な友達「パスカル」
はじめに申し上げますが、私はパスカルが大好きです。
パスカルのぬいぐるみを連れて、世界中のディズニーリゾートを訪れましたし、台湾のランタン上げにも一緒に参加しました。
この小さなカメレオン、本当にたくさんの魅力があるんです。
歴代のディズニープリンセスには、小さく愛らしいマスコットキャラクターのような友達がいますよね。
ラプンツェルも例外ではなく、彼女の場合、それはカメレオンの「パスカル」です。
パスカルは、塔から外に出られないラプンツェルの唯一の遊び友達で、賢く、とても勇敢なカメレオンです。
人の言葉が理解できるだけでなく、ラプンツェルにアドバイスも出来るパスカルは、時にラプンツェルを導き、共に歩き、寄り添い癒す存在でもあるのです。
この勇敢なカメレオンは、突然現れたフリンに対しても、尻尾で頬を叩いたり、耳に舌を突っ込んだり、ラプンツェルがフリンに突き出したフライパンから、身を乗り出して睨みつけたり。
ラプンツェルが塔から飛び出すシーンでは、「今なら戻ることもできる」と、外に出ることに少しだけ怖気付いたラプンツェルを励ますように、ぐっと胸を張ってサムズアップをします。
さらには、喧嘩をやめないフリンとマキシマスに対して、ビシっと指をさして、ジロリとひと睨みすると、たちまち喧嘩を止めてしまいます。
パスカルは、物語の最後までラプンツェルに寄り添い、ラプンツェルのために勇気ある行動を起こします。
この小さな勇者の活躍を見ているうちに、たくさんの人が彼を大好きになってしまうことでしょう。
ちなみにパスカルの性別ですが、川から上がるシーンでフリンがパスカルのことを“He”と言っていたのでオスのようです。
ラプンツェルとお揃いのドレスを着させられた時、嫌そうな顔をしていたのは男の子だったからでしょうか。
イヤイヤでもちゃんと着てあげるところが優しいですよね。
アニメシリーズでも大活躍!
映画『塔の上のラプンツェル』の続きを描く、アニメ『ラプンツェル ザ・シリーズ』(テレビ東京系6局ネットにて、毎週日曜あさ7:30~ 好評放送中)でのパスカルは、とにかく有能なので是非見ていただきたいです。
ちなみに時系列では上記のアニメシリーズのその後を描く、短編作品『ラプンツェルのウェディング』は、パスカルと馬のマキシマスが主人公ですので、こちらも見てください。
本当に有能なんです、このカメレオン。
ディズニープリンセスの相棒である小さな友達は、どのキャラクターもディズニープリンセスの未来を切り開く手助けをしてくれますが、パスカルの力強さは歴代の相棒たちの中でも1、2を争うレベルではないかと個人的には思っています。
表情に注目!
他にも、パスカルの魅力はその豊かな表情にあります。
フリンに対して「よっしゃノシたろ」と言うように拳を握るところや、ラプンツェルが初めてフリンに魔法の力を見せるシーンでのドヤ顔、ゴンドラの上でロマンチックな雰囲気に釣られてピンク色になったパスカルが、両手で目を多いながらも指の隙間から様子を伺っているところなどなど。
とにかく、パスカルの魅力的な表情を挙げだしたらキリがないんです。
かわいいだけじゃない、勇気があって頼りになる、ラプンツェルの一番大切なお友達。
是非、注目して見てくださいね!