(左上から時計回りに)大沢たかお、賀来賢人、入江悠監督、岩田剛典

 『AI崩壊』ブルーレイ&DVDリリース記念・オンライントークライブが19日、開催され、出演者の大沢たかお、賀来賢人、岩田剛典と入江悠監督がリモート出演した。

 本作は、AI社会になった10年後の日本を舞台に、人工知能が暴走し、国中が未曽有の大混乱に陥る様子を描いたサスペンス映画。

 1月末の公開以来、久々に顔を合わせた4人。大沢が「まさかこういう形でお会いするとは…」と驚きを口にすれば、岩田も「緊張しますね」と照れ笑い。

 賀来は「僕だけ背景が違うのが寂しい」と嘆いたが、すかさず大沢が「かっくんは、YouTuberだから」とイジって笑いを誘った。

 本作で大沢と初共演した賀来は「僕が勝手にクールなイメージを持っていたのですが、現場では大沢さんがたくさんお話ししてくださった。義理の兄弟役だったのですが、関係性も作ってくれて“思った以上に大沢さんとしゃべれちゃった”という思いがあります」と振り返った。

 大沢も「きっと先輩に気を使ってくれたんでしょうが、自然と話が合って現場ではずっと話してました。楽しかったです」としながら、「ただ帰りに『お疲れ様です』と言った後、僕を車で抜いて行くのはやめてほしい」と付け加えた。

 賀来が「車線の問題ですから」と釈明するも、大沢は「あんなふうに抜いていくんだ…」と畳み掛けて笑わせた。

 最後にトークライブの感想を問われた岩田は「短い時間でしたが、逆にこういう状況だからこそ、近い感じで皆さんに聞いてもらえてすごく楽しかったです」とコメント。

 大沢は「ある種、現状と似ているというか、パニックが起きている世の中で自分がどう生きるのかを考えさせられる映画。見ていただけたらうれしいです」と呼び掛けた。