ミュージカル「Endless SHOCK」の千秋楽が31日、東京都内の帝国劇場で行われ、主演の堂本光一(KinKi Kids)が、公演終了後の特別カーテンコールと囲み取材に出演キャストと共に登場した。
本作は、ジャニー喜多川氏の作・演出・構成により、ショーに人生を捧げるコウイチ(堂本)や、彼を取り巻く人々の姿を、歌、ダンス、芝居、アクションなど圧巻のパフォーマンスで彩る。
この日、2000年の初演以来、通算上演回数1500回を達成。ミュージカル単独主演1位の記録をさらに更新した。堂本は「何回目かを気にしてやったことがなくて、その日の幕が下りることにホッとすることの繰り返しなので、今日も1500回目という気持ちの中でやったわけではない」と語りながらも、祝福されると「本当に心からうれしい」と笑顔を浮かべた。
また、21歳で帝劇史上最年少で座長を務めた当初を振り返り、「この(『SHOCK』という)乗り物に乗せて背中を押してくれたジャニーさんに感謝し、信頼を得なければいけないという思いでやってきた」と述懐した。
そして、2000回を望む声が飛ぶと「このペースだと最低でも5年…。いろんなところで『いつまでやるんだ?(誰が)継承するのか?』と聞かれることが多いですけど、自分ではまだまだできると思っている」と語り、大きな拍手を浴びた。
この日は、堂本が敬愛するジャニーズ事務所の先輩の東山紀之も祝福に駆け付け、「1500回という数字は寒気がします」と驚きながら、「君は50歳までこれをできるんじゃないかな。精神力と頑固さ、続けることに関してのすごいエネルギーを持っているので、ぜひそれを見続けたいし、見せないといけない。ギネス記録を作ってほしいし」とエールを送った。
カーテンコールには、14年版に出演した森公美子もサプライズで登場したほか、井上芳雄、高見沢俊彦、市村正親からのビデオメッセージも紹介された。