2019年11月に公開され、前作を超える感動を世界中に与えた映画『アナと雪の女王2』のMovieNEXと4K UHD MovieNEXが、2020年5月13日(水)ついに発売されました! 待ってた!
ちなみに私は、「アナと雪の女王2 4K UHD MovieNEX スチールブック(丸眞コラボレーション企画 オリジナルロングブランケット付き)」を購入しました。
ブランケットの手触りがすごく良いのでオススメです。
スチールブックも、デザインがかっこいい!
第92回アカデミー賞(R)歌曲賞にノミネートされた主題歌「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」など、前作に負けず劣らず素晴らしい楽曲がたくさん登場する今作ですが、その中でも「今」聴くべき歌があると、私は感じています。
それは、作中でアナが歌う「わたしにできること」です。
今、世界中の誰もが感じているであろう、どうしようもない心の闇から抜け出す方法を、この曲を聴いて是非感じ取ってください。
ところで(株)タカタトミーアーツさんの「アナと雪の女王2 ノルディックフィギュア」、めちゃくちゃかわいくないですか?
エルサがどうしても欲しくて手持ちの小銭全部つぎ込みましたが、結局出なかったのでお友達に交換してもらいました。
※以下本編の重大なネタバレがありますのでご注意ください!
アナに学ぶ、心の闇から抜け出すために「わたしにできること」
『アナと雪の女王2』は、エルサが不思議な歌声に導かれ、自分のルーツを探っていくうちに、アレンデール王国が隠していた真実に辿り着く-という物語です。
お話については知らない方は、是非本編を見てください!
物語の終盤、先先代国王の犯した罪を知ったエルサは、凍っていた真実に飲み込まれてしまいます。
エルサの魔法が途切れ、少しずつ溶けていくオラフを抱きしめながら、アナはエルサが遠くに行ってしまったことを察しました。
オラフの身体の一部であった、木の枝と小石をカバンに入れ、真っ暗な洞窟でひとりうずくまるアナ。
そんなアナの心境を歌った歌が、「わたしにできること」です。
いつだって前向きで、明るくて、笑顔溢れるのアナが、涙を流しながら「もう辛い、すごく悲しい もう無理だよ」と弱音を零します。
最愛の姉を失ったアナが、落ち込みうつむくのは当然のことです。
アナにとってエルサは、なによりも、誰よりも大切な存在なのですから。
ですが、アナは立ち上がります。
一歩ずつ、震える手足を奮い立たせ、涙を拭って歩き出すのです。
今の私でも、歩くことなら出来る、と。
歩き出し、先に進み、目の前の道をまっすぐ見つめる。
どれだけ悲しくても、動く手足が、自分に出来ることがある限り、アナは闇を抜けて光を目指すことを選ぶのです。
アナは、アレンデール王国の王族として、アレンデール王国が隠していた罪を正すために立ち上がりました。
今、世界中が暗く重い闇の中にあると思います。
そんな中で、たくさんの人が「今の自分にできること」を成し、多くの人を救ってくれています。
私には、誰かに医療を施すことも、何かを配達することも、ゴミの収集も、ライフラインを維持することもできません。
ですが、それは「わたしにできること」が何もない、という訳ではないのです。
今も、いろいろな辛抱をして、元の日常とは違う生活をしている方はたくさんいると思います。
不平不満が出てくることもあると思います。
ですが、この新しい生活に向き合っていくことこそが、「今の自分にできること」です。
最愛のエルサを失ってなお、アナは立ち上がり、アナにしかできないことを成し遂げます。
この先、なにかに「もう無理だよ」と思った時は、どうかこの映画を、そしてこの歌を思い返してみてください。
そして、アナと同じように、「わたしにできること」を成すための一歩を踏み出してみませんか?
たとえ今、暗闇の中にいようと、孤独が胸を突き刺そうと、前に進み続けていれば、きっと夜明けは訪れます。
是非『アナと雪の女王2』を楽しんでみてくださいね。