子育ての不安や悩みは、人に話してみることで、気持ちがちょっぴりラクになる場合があります。できれば、最愛のパートナーに耳を傾けてもらえると嬉しいですよね。

基本的に男性は人の話を聞くのが苦手なので、「愚痴は言うだけ無駄」なんて説もよく聞くのですが、ママ一人でつらさを抱えこんでいると、いつしかドカン!と爆発してしまいそうで、そちらのほうが心配。臨界点までためこまないことが大事です。

そこで「これならOK!」な愚痴の言いかたをまとめてみましたので、夫婦間の会話の参考にどうぞ。

短く!

一日のお仕事を終えたパパは疲れているので、長くて暗くて重い話につきあう余力がありません。

ママとしては、まだ小さな子どもとは会話がかみ合わなかったり、外出できる範囲が限られたりするので、子育て中に結構孤独を感じることがあります。だから、パパが帰ってくるなり、思いがドッとあふれてしまいがち。

でも、言葉を一気に浴びせかけるのはNG!

男性にはおしゃべりでストレス発散する女性特有の行動パターンが理解できませんし、それどころか、長話を聞くことがストレスになってしまいます。

とにかく短く話す!聞いてもらうには、これです。

「大変なのよ~」は避ける

ママが「大変なのよ」と言った途端、パパが「オレだって大変なんだ」「外で1日働いてくるほうが大変だ」などと自分の話をかぶせてきて、ムカッと来た経験はありませんか?

こういうとき、「お互いにお疲れさま」と、ねぎらい合うような方向に持っていけたらいいのですが、むずかしいところです。

なぜなら、男性の多くは、潜在的に「自分が一番でありたい」と願っているから。人の苦労を聞くと「苦労話では負けない!」と張り合ってきます

苦労自慢モードに入ったパパは、若干めんどくさいです。

ケンカのもとなので、話し始めの段階では「大変なのよ」というワードは避けたほうがよさそう。

活動報告はさらっとすませる

どこで話を軽量化できるのかと考えると、ママの活動報告、でしょう。

たとえば、ママの

「仕事帰りにくたくたになりながらも、スーパーで夕ご飯の食材を買ってきて、なかなか言うことを聞いてくれない子どもの世話をやきながら料理もして、本当にへとへと……

なんて愚痴は、気持ちはわかるけど、起きたことを一切合財、事細かにレポートしすぎていて、パパの耳が耐えられなさそう。

今日一日自分がどのように過ごしてきたのか、あとは子どもの様子はどうだったか、といった一日の活動内容はさらっとレポる程度にとどめてみて。