映画『ラストコップ THE MOVIE』の初日舞台あいさつが3日、東京都内で行われ、出演者の唐沢寿明、窪田正孝、佐々木希、竹内涼真ほかが登場した。
この映画は、熱すぎる昭和デカ・京極浩介(唐沢)と、草食系の平成刑事・望月亮太(窪田)のコンビが事件を解決するアクションコメディー。
舞台あいさつでは、作品に登場する各キャラクターの30年後を描いた、10種類のエンディングが週替わりでランダムに上映される企画が発表され、その全てが上映された。
唐沢は、10種類のエンディングについて「これは30年後の世界なんですよ。みんな(年を取った)特殊メークをするのに6時間とか7時間とかかかるんですよ。OKが出たら落とすのも時間がかかるので、大変だったんだよね」とエピソードを披露した。
また、窪田から唐沢に対し、キャストとスタッフが書いた寄せ書きが手渡される一幕もあった。窪田は「『唐沢さん、一生付いていきたいです。いや勝手に付いていきます』って書きました。ここにいる皆さん同じだと思います。唐沢さんフォーエバーみたいな感じです」と思いを語った。
これを受けて、唐沢は「この作品で窪田もガラッと変わりましたよ。最初は暗いコンピューターおたくだったのに、今や自ら走って行ってぶん殴るわ蹴るわ、すごいキャラになってますから」と話した。
イケメン刑事ながら、京極との交流が原因で残念なキャラに崩壊してしまう若山を演じた竹内に対して唐沢は「竹内くんに、こんな隠し玉があるなんて思いませんでした。今回は完全に食われました。いずれつぶすからな」と嘆き、笑いを誘った。
さらに、唐沢も自前のスタジャンを持ち出すと窪田に手渡し「窪田が一生懸命頑張ったので」とサプライズでプレゼントをすると、窪田は「びっくりしました。ありがとうございます」と喜びを語った。