いまや共働き世帯が主流の時代。

とはいえ、まだまだ女性よりも男性の稼ぎの方が多いのが現状です。「どうせなら、夫にもっと稼いでもらいたい!」そう願う妻は、どのように動けば夫に稼いでもらえるのでしょうか。

今回は、実際に夫をお金持ちにしたという経験をもつ『夫をお金持ちにする64の習慣』の著者・芦澤多美さんに、妻が心がけるべき習慣について教えてもらいました。

夫をお金持ちにできる女性は、自立している

「内助の功」と言う言葉があるように、昔から夫の出世に妻の助けは欠かせないものと考えられてきました。夫を助けることができる女性の共通点として、芦澤さんは「自立していること」を上げます。

「自立とは、自立というのは自分のことは自分で考えられる人です。精神衛生上にも良いので、趣味でも仕事でも何か自分の世界を持つと良いでしょう。そして夫の機嫌が悪くても、自分で自分の機嫌を取ることができたりする人が、夫をお金持ちにできるのです」

これだけはマスト! 夫をお金持ちにする習慣

書籍の中では5つの項目に分けて、64の習慣が紹介されています。日常、コミュニケーションなど項目ごとに、特に重要な習慣を聞いてみました。

1、日常の習慣
ベッドルームのシーツをこまめに変える

「シーツを変えると非常に気持ちよく眠れるので、こまめに変えるようにしています。

また、私はベッドの下に敷く布団と掛け布団を月1回コインランドリーにいって洗うのが好きです。夫をかまっているんだわ!という気分にもなるし、実は自分も気持ちがいい。

なにより洗うことで自分だけでなく、夫にも機嫌よくすごしてもらいます」

2、コミュニケーションの習慣
夫のすべてを肯定する

「とにかく全肯定です。夫『○○なんだ~』妻『そうね、そうね。すごいね、がんばっているんだね』だけです。

このとき、無駄にはげまさないことも重要です。ただでさえ男性はいつも緊張し、仕事をしています。妻である自分は完全にチアガールのような存在だと思って、がんばれとは言わず、優しく笑顔でいることを大切にしています」

3、お金とビジネス脳の習慣
お金が欲しければ、「夫からもらう」ではなく、「自ら働いて稼ぐ」という気持ちを持つ

「『お金をくれくれ』という発言や思考回路、そして身近な人に対して『〇〇をもっている羨ましい』なんて考えていると、ますます貧しくなってしまいます。

自分がお金を産みだす原点と考えて行動すれば、いくらでもお金ははいってきます。自分でお金について学び、実行することが大切です。お金について学ばず、諦めて、誰かに頼る状況では、一生夫も自分もお金とは無縁です」