映画『破裏拳ポリマー』の公開初日舞台あいさつが13日、東京都内で行われ、出演者の溝端淳平、山田裕貴、原幹恵、柳ゆり菜、神保悟志、長谷川初範と坂本浩一監督が出席した。
本作は、カンフーなどの格闘技の要素を大胆に取り入れたアクションと、その独特の存在感から“異端のヒーロー”として熱狂的なファンを獲得したテレビアニメ「破裏拳ポリマー」をタツノコプロ55周年記念作品として実写映画化したもの。
この日、シースルーのセクシーな衣装で登場した原は、劇中のキーワードとなる「転身」にちなみ、「異性に転身した場合、まず何がしたい?」と尋ねられると「女の子をナンパしてみたい」と意外な願望を明かした。
会場では、山田を女性役に“ナンパシーン”の実演も披露した原。改めて「(声を掛けるなら)真っすぐ言う。でも『デートしてください』とは言えないから、まずは『友達になってください』とやんわりとした言葉で言うかな…」と妄想を繰り広げた。
これを聞いた溝端は「原さん自身も、こういうふうに男性から声を掛けられたい願望があるという解釈でよろしいですか?」と興奮気味に尋ねたが、原は「その解釈は違います」と苦笑いで否定した。
続く柳は、同じお題に「パッと思い浮かんだのは匂いをかぎたい。男性になったら出す匂いも変わるので」と回答。原から「どこの匂い?」と聞かれた柳は「一番はこの鎖骨と谷間の三角形」と指で形を示しながら「個人的には、ここが一番フェロモンが出ている場所だと思うので、ここの匂いをかいで、自分が“いい男”なのかを確かめたい」と、珍回答で笑わせた。
また、溝端と山田には「宇宙のヒーローに転身したら、どんな敵と戦いたい?」というお題が与えられた。山田は「近い公開で“宇宙のアライグマ”が暴れているので、あいつを倒しておけば『破裏拳ポリマー』が(興行収入)1位になれるかな」と『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』をライバル視したコメントを。
一方、溝端は「なんやろうな。宇宙の敵といっても、エイリアンとか怖い敵は嫌なので、『うる星やつら』のラムちゃんとかがいい。電気ショックだったら耐えられそう。どうせやられるんだったら、あんなかわいい子がいい」とニヤケながら答えた。