映画『猫忍』の公開初日舞台あいさつが20日、東京都内で行われ、出演者の大野拓朗、佐藤江梨子、藤本泉、船越英一郎、麿赤兒、渡辺武監督、猫の金時が登壇した。
本作は、猫と時代劇という異色コラボが話題となった「猫侍」シリーズのスタッフが「猫×忍者」をテーマに再結集して製作した時代劇コメディー。
抜忍となる忍者・陽炎太役で主演した大野は、相棒の金時をいとおしそうに抱えると「かわい過ぎる」と満面の笑みを浮かべた。
撮影では、長時間を共に過ごしたが「台本を読み込んでいるのかと思うぐらい、ストーリーに即した芝居をするし、鳴くのも、リアルに、ベストタイミングで返事をするかのように鳴いてくれる。基本的におとなしいので“金時NG”もほぼなく順調に撮影が進みました」と明かした。
一方、紅葉(もみじ)という名の忍者を演じた佐藤は、撮影を振り返り「大野さんがよく私のことを(藤本演じる)燕(つばめ)と間違えた。3、4回ぐらい間違われました」と大野の失敗エピソードを披露した。
「女の名前を年中間違えるって、よほど、藤本さんのことが…(気になるのか)。浮気がすぐにバレるタイプですね」と言い放った佐藤だったが、ここで藤本が「私も紅葉と間違えられました」とまさかの証言を。
佐藤から「本当ですか?不届き者ですね」とたしなめられた大野は「(僕は)浮気はしません!絶対に浮気はしない…」とタジタジになりながら釈明して、笑いを誘った。
また、現在ダイエット中という金時のために“ナイスバディーつながり”でアドバイスを求められた佐藤は「子どもを産んでからそうでもないですよ」と苦笑い。
それでも「私はリビング以外の各部屋に、1個以上大きな鏡を置いているんです。日ごろの意識で全然違ってくる。なので楽屋に大きな鏡を置けば、金時さんも“今やばいかも”と思ってお痩せになるのではと思います」と珍アドバイスを送った。