【メディアミックス】
映像方面のメディアミックスとしては、OVA全1巻とテレビアニメ全48話が制作されている。いずれも原作『グラップラー刃牙』の映像化だが、OVAとテレビ版ではキャストやストーリーが異なる。また、原作にくらべて死体・人体欠損などの残虐描写が大幅にカットされマイルドな仕上がりとなった。作画のクオリティが安定しない点も含め手放しに絶賛されているとはいえないが、原作の名シーン、名勝負はおおむね忠実に再現されている。
その他、プレイステーション2の最初期(2000年)にアクションゲーム『グラップラー刃牙~バキ最強列伝~』が発売。同じくプレイステーション2の『餓狼伝 Breakblow』では、板垣氏がコミカライズ担当している関係からか、範馬勇次郎が隠れキャラとしてサプライズ参戦した。
さらに現在、『刃牙』のトリビュート作品として実写映画『グラッフリーター刀牙』が公開中だ。よく見るとグラップラーではなくグラッ「フリーター」だったり、バキでなく「トキ」だったり細かい点が異なる。公式サイト [https://www.g-toki.com/] や予告編動画 [https://www.youtube.com/watch?v=WEH6_5wghfE] を見る限り、なかなかおもしろいコメディ映画に仕上がっているようなので、気になる人は劇場まで足を運ぶといいだろう。
もうじき連載は終わるが、これからもさまざまな方面で『刃牙』が盛り上がることを大いに期待したい。
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