(左から)五関晃一、塚田僚一、橋本良亮、河合郁人、戸塚祥太

 A.B.C-Z主演舞台「オレたち応援屋!!On Stage」制作発表会見が30日、東京都内で行われ、A.B.C-Zメンバーの橋本良亮、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一、塚田僚一、共演の森公美子が登壇した。

 2016年にABC座として上演し、好評を博した舞台「株式会社応援屋」を原案とした映画『オレたち応援屋!!』が、今秋公開予定。さらに10月には日本青年館ホールで、ABC座でも「応援屋」の新しいストーリーを舞台化する。

 映画と演劇で同じタイトルの物語を同時に届けるのは、東宝初の試み。「舞台ならではの強み」を尋ねられた戸塚は、「目撃者が絶対的に少ない舞台は、映画よりも、より“個人的な体験”になり得ると思う。板の上で起こっていることと自分の内面をシンクロさせながら見て、より深く記憶に刻んでもらいたい」と笑顔でアピールした。

 また外出自粛が続く中、「ひたすら料理を作っていた」という森は共演者たちに、「皆さんには稽古中からいろいろ差し入れをしたい」と、サポート面からもやる気十分。これを聞いた五関は「僕は今まで太ったことがないのですが、この期間に森さんのお力をお借りして、人生で初めて太って力を蓄え、皆さんにバーンとエネルギーをぶつけたい」と意気込んだ。

 一般の人たちから募った“応援リクエスト”に応えるコーナーも実施。「6歳の娘が怖がって一人でトイレに行けない」という母親のお悩みに、橋本は「僕もよくお漏らしをしていたので分かります」とポツリ。「幼稚園のころ夜中にお母さん、おばあちゃんを起こしてトイレに行っていたけど、それが続いたある朝、2人の顔がすっごく疲れてた。これは僕のせいだなと思い、次から一人で頑張ろうと思った」と振り返り、「今は一緒に行ってあげてください。でも絶対に一人で行けるときがくる。間違いない」とエールを送った。