3.配偶者とうまくいっていない

たとえば「こんな関係は良くないから」と、家庭に戻るつもりで不倫を終わらせた既婚男性ですが、これまで不倫相手で発散していたストレスや性欲の行き場がなくなることで、妻との関係がうまくいかなくなるケースもあります。

要は配偶者ときちんと向き合えていないことが原因なのですが、ひとりになると心の負担に耐えられず、「やっぱりあの女性と過ごしたい」と“不倫を逃げ場にする自分”に戻ろうとします。

実際にあったケースでは、

「別れた不倫相手から電話があったけど、話してみたら奥さんの愚痴ばかりで最後に『よりを戻したい』と言ってきて、私はただのストレス発散の道具じゃん、と思って断った」という女性がいます。

これも、既婚男性の一方的な都合でしかありません。

4.“特別な友達”になりたい

独身者同士の恋愛より相手を見つけることが難しい不倫は、その貴重さから意外にも「別れた後でも親しい友達として付き合っていたい」と考える既婚男性もいます。

決して口外できないつながりではあったけど、深い時間をともに過ごした女性として「特別な存在」になるのですね。

肉体関係を持てなくても、ほかの女友達より一歩踏み込んだ会話ができるなど、深い信頼を持てる相手として付き合っていきたい気持ちがあります。

5.離婚したあとで遊べる女性としてキープしたい

離婚が決まったけれど妻と別れていきなりひとりになるのは寂しいし、とりあえず遊べる女性がほしいなと思って過去の不倫相手に連絡するケースもあります。

この場合、離婚を隠して「あくまでも不倫だけど」と先のないことを念押ししたり、逆に離婚することを打ち明けて「これからは堂々と会えるから」と口説いたり、自分の都合よく女性を扱おうとする点は以前と変わりません。

これも、“セックスまで最短距離で進める女性”としか見ておらず、自分に未練があるとわかっている相手にこのような連絡をするのを見ます。

キープする女性として、過去の不倫相手はもっとも身近な存在と考えるのですね。