コンビニ、スーパーでおなじみのサンドイッチ「ランチパック」、様々な企業や製品とのコラボレーションが毎月のように作られています。今発売中のランチパックの中には関西限定で、大学との共同開発で生まれたランチパックがあるぞ。関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学の4校。「関関同立」と呼ばれている、いずれも名門私立大学だ。
ランチパックではたまに商業高校の商品開発を目指す学生などとの産学連携企画商品「キャンパスランチパック」が開発される。夢があっていいなあと思うのだけど、今回も商学部やスポーツ健康科学など、食や商品開発に関わりのある学生たちが共同開発にチャレンジしている。
まずはそれぞれの作品を紹介。

関西学院大学商学部からは「チキンカツたまごあんかけ風」。学生からアンケートを集め、学生食堂の人気メニューをランチパック化したとのこと。立命館大学は大学院スポーツ健康科学研究科の学生が関わった「ハンバーグとたまご」。

関西大学商学部は「紫いもあん&ホイップ」。学校のテーマカラー・紫紺(しこん。日本では昔から染め物などでも使われる色らしいです。)から食材を選ぶという作り方。同志社大学経済学部は「ぜんざい風味」。大学設立者の好きな食べ物だったらしいです。聞かなきゃ分からないところが好感を持てます。

ランチくんとパックちゃんのイラストです。ラグビー、アメフト、部活的な服装をしています。それぞれ大学のユニフォームのデザインに揃えてあるのでしょう。

4作品比べると、やはり「設立者の好物」で押し切ったぜんざい風味の大学と関係ない感じが光ります。そしてチアリーダーではなくスケートを持ってきた紫いもあんのイラストも味わい深いものがあります。食材や調理と関わり無く普通にボールを持っているチキンカツたまごあんかけ風の選手もいい感じです。

それぞれパッケージの裏には「学生からのメッセージ」というコーナーがあり、味の由来や説明が書かれています。ここで「みんなに笑顔を幸せが届きますように。」と汎用性の高いメッセージを投げてくる関西学院大学。明るさや素直さが伝わってくるし、「いや、そうじゃなくて商品の説明なんかをお願いします」みたいな修正が無くこれが通ったことも、なんとなく良い。

「ハンバーグ&たまご」は何の由来も無いかもしれないけど、4作中で唯一、健康科学の面からアプローチされている。「2枚重ねて食べるとロコモコみたいな味がする」というレベルの高いギミックを組み込んでおり、面白い。パンも2種類使われているので、たしかに2枚重ねで食べると複雑な感じになっておいしい。

「紫いもあん&ホイップ」は粘度の高い求肥、ザラザラした感じがあるいもあん、フワフワしたホイップの3種類がそれぞれ違う固さ、感触になっていて、食べたときの幸福度はかなり高い物になっている。単なるアンコじゃない所も風味の良さに一役買っており、おいしいです。

「チキンカツたまごあんかけ風」は、カツ丼のような和風テイストが飽きずに最後まで食べられるおいしさを生み出している。これ1パックで十分お昼ごはんになるぐらいのボリュームあり。

「ぜんざい風味」はストイックにぜんざいのあるべき姿を追求。こちらはかための求肥ではなく、液状に近い「もち風フィリング」が採用されており、ぜんざいの中に入っているドロドロ系おもちの特徴がうまく表現されている。
どの学校のものもそれぞれ個性があって、味の決め方から何まで全て違っているのが面白いですね。関西を中心に年末までの限定販売なので在校生卒業生の皆さんはもちろん、見つけた人は是非食べてみてはいかがでしょうか。
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