ジョジョ・ケーキを囲んで(左から)山崎賢人、神木隆之介、岡田将生

 映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』の公開記念舞台あいさつが5日、東京都内で行われ、出演者の山崎賢人、神木隆之介、小松菜奈、岡田将生、新田真剣佑、山田孝之、伊勢谷友介、三池崇史監督が登場した。

 本作は、生誕から30年を迎える人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』の実写映画。

 “スタンド”と呼ばれる特殊能力を持つ高校生・仗助を演じた山崎は「自分にとってすごく大きな作品ですし、初日、2日目を迎えられてうれしく思います。今年は30周年なので、この映画とともにジョジョ自体が盛り上がっていったらうれしいです」と話した。

 「今だから話せる撮影時の裏話は?」と聞かれると、小松は「山崎さんと初めて共演させていただいたんですけど、(山崎が)現場でハトを追い掛けていました。不思議な方なんだなって思って。私と神木さんは寒い中、お湯に手を突っ込んで手を温めていたんですけど、山崎さんはハトを追い掛けていたんですよ、外の海岸の所で…」と暴露すると、山崎は「ちょっと覚えていないです」と答えて、会場の笑いを誘った。

 また、作品にちなみ「どんなスタンド能力があったらうれしい?」と振られると、伊勢谷は新田に「俺はずっと君の後ろにスタンドが見えるよ。お父さん(千葉真一)が後ろに見えるのよ、『ハーッ』てやっている」と話して、笑わせた。

 さらに「ずっと聞きたかったんだけど、君、急に苗字付いたでしょ。千葉じゃないのかよって、俺、すげー思っていたよ」と明かすと、新田は「千葉でも良かったんですけど。うちの社長に付けていただいて…」と返した。

 終盤には、公開を記念した紫色のリーゼント形の“特製ジョジョ・ケーキ”が登場。山崎は「すごい、ちゃんとリーゼントです。これかぶれるんですか?」とリアクションして、笑いを誘った。