「1年と半年付き合っている彼女がいました。
男女ともに友人の多い彼女で、僕に紹介してくれるし出かけているときに写真を送ってくるなど、変な心配がないように気を使ってくれていました。
もちろんそんな彼女の気持ちはうれしかったし、友人関係が原因でケンカになったことはありません。
でも、交際が1年を過ぎたあたりから、僕より友人たちとの時間を優先することが増えて、誰と食事に行くのかなども話さなくなってモヤモヤしていました。
『浮気じゃないよね?』
と冗談っぽく言ったら、
『あなたとはいつでも会えるけど、友達はそうはいかないから。
あまり束縛とかしないでほしい』
と嫌な顔をされて、“あ、僕が悪者にされるのだな”と思ったら愛情が冷めました。
束縛って、僕が会社の後輩たちと飲みに行くと話したら
『後輩ってどんな人? 女性はいるの?』
などいろいろ聞いてくるくせに、自分がツッコまれたら嫌な顔をするっておかしいですよね。
交際が長くなると気が抜けるのはわかるけど、友人より後回しにされるようなら一緒にいる意味がないと思って別れました」(27歳/公務員)
恋人がいても友人とのつながりを大切にする気持ちは尊重したいですが、かといって恋人の存在をないがしろにすれば、当然幸せな交際はできません。
不安な気持ちを束縛だと言われたら、いい気分はしませんよね。
「いつでも会える」と思うのは油断であって、恋人にも友人にも等しく思いやりを持つのが正解です。
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