2時間掛けてロースターで焼き上げられるチキン

袋に入り届けられる真っ白なチキンは、まず秘伝のタレにじっくり漬け込まれた後、2時間に及ぶロースターでの焼き上げへと回されます。店内にはもともと米軍基地で使用され、その後でお店に移って述べ40~50年使われているという年季の入ったロースターの姿も。こちらのロースター、たまに機嫌が悪いと止まってしまうことがあるものの、まだまだ十分現役とのことで味わい深い焼き上がりが期待できます。

40~50年使われている年代物のロースター

そうこうするうち、すでに稼働中のロースターから次々チキンが焼き上がってきます。ブエノチキンでは一羽丸ごとはもちろん、カットしての販売もあるため、そのさばく様子も見させてもらうことに。

  

串に刺さった状態でロースターから運ばれてきたこんがり色のチキンは鉄板の上に寝かされ、ここでブエコさんとサチコさんの手により切り分けられます。ブエコさん曰く「お腹から開くのがブエノ流」とのことで、ハサミの入ったお腹から、ニンニクがワッと飛び出すさまはなかなかにイリュージョン。さながら“チキンマジック”といったところです。
 

ブエコさんとサチコさんはテキパキ、とても手際よくチキンを切り分けていき、カメラをスポーツ仕様にしていないと画像にブレが生じてしまうほど。チキンは食べやすい一口大にカットされるとアルミホイルに包まれ、紙袋に入れられて店内の保温ボックスで保管されます。
 

ニンニクがたっぷりということで匂いを気にされる向きもあるかしれませんが、酢の消臭効果と、じっくり熱を通すことで臭みが消えるのでご安心を。

コウエイ店長もこれに加え「うちは大体2時間焼くから脂が絞れるのと、お酢とニンニクが入って健康にとってもいいって、みなさんそれを目当てに買いに来てくれます」と胸を張る。「風邪を引いたら体力をつけるために買いにくる人が多いですね」とも言い、たしかに効果がありそうだ。