“魔女狩り”拷問の真実とは? 日本上陸「魔女の秘密展」がディープすぎた【写真満載】

2016.2.28 12:00

ちょっとドジっ子で、カワイイイメージのある“魔女”。しかし歴史を深く辿ると、そこには“魔女”にまつわる壮絶なエピソードが存在します。そんな、ディープな“魔女”の歴史を学べる「魔女の秘密展」を紹介します。

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ネットでのバッシングは現代の魔女狩り? 身の毛もよだつ拷問具にゾクゾク

魔女と言えば、ドジっ子でカワイイ魔女や、大人の色気たっぷりのセクシー魔女など、アニメや漫画に出てくる魅力的な姿を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか? しかし、実際の魔女はカワイイ、キレイとは程遠い恐ろしい歴史があります。

魔女の秘密展 ~ベールに包まれた美と異端の真実~

2月19日~3月13日までラフォーレミュージアム原宿で開催される『魔女の秘密展』では、魔女の歴史について詳しく知ることができます。

オープン初日に登場したのは、『魔女の秘密展』オフィシャルアンバサダーを務める声優の上坂すみれさん。そして、編集者・評論家の山田吾郎さん、『魔女の秘密展』監修の西村佑子さんです。

西村さん「漫画やアニメ、絵画など今の日本には多くの魔女がいます。魔女はブームが終わって定着しています。しかし、日本の魔女は突然出てきたわけではなく、ヨーロッパの暗い過去の歴史を受け継いでいるんです。かわいいモノ、楽しいモノというイメージだけではなく、歴史があるということをぜひ観て頂きたいです」

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魔女迫害の精神は現代社会の闇に通じる

美術や歴史にも詳しい山田さんによると、魔女狩り時代の精神は現代にも通用するものがあるようです。

山田さん「魔女裁判が盛んに行われたのは17世紀です。ルネサンスも起きています。ガリレオガリレイや、ニュートンも登場しています。そんな時代に教会の異端審問所じゃなく町の裁判所で、法律によって裁かれました。裁くには証拠が必要ですが、魔女の証拠なんてあるわけないので自白が唯一の証拠。自白を得るためには拷問にかけるしかないんです。

魔女裁判はいじめの構図と全く同じですよ。自分が被害者になる前に誰かを訴える。誰かをスケープゴートにすることで、不満のガス抜きになる。魔女迫害はグーテンブルク印刷術がメディア革命だった時代の話ですが、今だとちょうどインターネットがそれにあたると思うんですよね。

インターネットで噂が流布する。噂が噂じゃなくなっていく。ネット上のバッシングも、魔女裁判に非常に似た構図なんじゃないかなと思います。魔女裁判は300年、400年前の日本と関係ないヨーロッパの話ではなくて、今の日本にも共通するところがあります。人の心の恐ろしさだとか、群集心理の残酷さだとか、そういったものを展覧会で感じ取っていただければと思います」

ネットでの過度なバッシングは、確かに魔女裁判に似ている部分があるかもしれないですね。遠い昔の話では済まされない問題と言えそうです。

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