タバコは”強制オフ”の役割を果たす

「ありがちですが、僕にとってタバコは息抜き的な存在ですね。タバコを吸って休憩を取らないと、休みなく働いてしまうんです。タバコを吸いに外へ出ることで、仕事の区切りにもなりますしね。”強制オフ”という言葉がふさわしいかも知れません」

一方で、「タバコに振り回されているのも事実」とも苦笑する。飛行機の乗り換え時間の合間に喫煙所を探したり、打ち合わせの際に喫煙できるカフェ探しに奔走することもある。

「それも悪くはないんですけどね。今や切っても切れない関係ですね」

「僕、自分に甘いんです」と話す家入さん。ご謙遜ですよね……? 

自分に厳しくないと、ここまで時代の先端を走り続けてこられなかったのでは?

「うーん。周りに自分のダメなところを、あらかじめ言っちゃいます。ダメな部分も知ってもらうというか。そうすれば”あぁ、そういう人なんだなぁ(笑)”と思われてラクな面もあります」

裏表のない家入さんのキャラクターだからこそ成せる技なのかも。しかし、変にカッコつけることなく、ダメな自分もあえて見せるというのは、誰にでも実践できる“愛されるコツ”なのではないかと思った。


【関連リンク】
『もっと自由に働きたい』 [https://www.d21.co.jp/products/isbn9784799311813]
『新装版 こんな僕でも社長になれた』 [https://eastpress.co.jp/shosai.php?serial=1593]
家入さん率いるLivertyも出展「3331 TRANS ARTS 展」 [https://www.3331.jp/schedule/001694.html]
家入さん率いるLivertyも出展「TOKYO DESIGNERS WEEK」 [https://www.tdwa.com/tdw/exhibitors/search.html?query=Liverty]