70万部を超えるベストセラーとなった前作『ジェイソン流お金の増やし方』に続いて、11月20日、満を持して厚切りジェイソンの新しい書籍『ジェイソン流お金の稼ぎ方』が発売されました。

今回は、投資で増やす以前の「そもそも投資をするためのお金がない人はどうしたらよいのか」に対してこたえる内容になっています。

ジェイソンの経験に基づいて導き出された、お金を稼ぐ力をつける方法、つまり“稼ぎ方”のヒントがぎっしりつまった一冊になっています。

今回はその中から一部抜粋して、紹介したいと思います。

厚切りジェイソン流「お金の稼ぎ方」前回までの話はこちら↓

お金を稼ぐ方法:失敗しても切り替える

悩んで立ち止まることがなにを生み出すの?

僕があれほど仕事をすることを望んでいた世界一の検索エンジン会社だけど、最終面接で落ちたからといってぐずぐず落ちこむことはなかった。

だって落ち込んでいたら合格させてくれる、というわけじゃないでしょ。

失敗しても成功しても過去は戻らない。常に考えるべきなのは「さぁ、これからどうするか」なんだよ。

そういうふうに考えられるようになったのは、僕にこだわりがないからかもしれない。

こだわりがないと切り替えやすいんだ。

日本の子どもたちの習い事の環境を見ていると感じることが多いんだけど、習い事をやめることにすごく否定的な気がする。

「長く続けることが良いこと」と捉えられているように見えるんだけど、それは決して正しいとは思わない。

子どもがやめたがっている、また、やっていたけれど好きになれなかったのなら、スパッとやめて次の新しいことを始めればいいんだよ。

ずっと続けたから成功するわけじゃないでしょ。ダラダラと続けることが成功への道ではないんだ。

畑に種を蒔くイメージをしてほしい。

最終的に大きな実をつけるものを収穫するためには、芽が出たものを大事に育てながら、枯れ始めたものは抜くよね。

いろいろと経験をしてみて、うまくいかなかったら切り替えて、新しいことに挑戦する。

そうすることでいつか大きく花開くものが見つかると僕は思っている。

だから僕は失敗をすぐに水に流して、次の一歩を探すんだ。

失敗しても切り替える方法:とりあえずやる

僕はやりたいことがあっても、そのための方法論とか、今できない言い訳ばかり並べて、結局いつまで経っても一歩を踏み出そうとしない人にものすごいもどかしさを感じる。

本当にやりたいなら、とりあえずやってみればいいんだよ。失敗してもいいじゃん。

実践力の部分でも説明したスモールスタートでいい。最初から大きくチャレンジする必要はないから、とりあえずやってみればいいんだ。

小さな挑戦なら万が一それが失敗しても、諦めがつくし、すぐに次に行こうと思えるでしょ。

 

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