応用演習はAPIパートナーによる実践編!
基礎演習も終わったところで、今度は、各テーブルに分かれての応用演習。今回参加した以下のAPIパートナーのエンジニアがそれぞれ自社APIや、マッシュアップをレクチャーしてくれました。
・ ホットペッパーBeauty サロン検索API(株式会社リクルート)
・ 感情解析API(メタデータ株式会社)
・ トラベル空室検索API(楽天株式会社)
・ 天気予報API(一般財団法人 日本気象協会・アップフロンティア株式会社)
・ 画像認識API(PUX)
・ tabAPI(頓智ドット株式会社)
・ 電話API「boundio」(KDDIウェブコミュニケーションズ株式会社)
トラベル空き室検索APIでは、Google MAPとの掛け合わせ(マッシュアップ)のWebアプリを披露。地図をクリックすると近くに空き室のあるホテルにピンが立っていくというもの。エンジニアは「今から2時間くらいでこれを作りますよ」との言葉に、「お~」と驚きの様子。真剣に聞き入っています。
画像認識APIは、画像に表示されている顔の検出やペット(犬、猫)の検出、顔属性の検出などができるAPI。顔の特徴から個人を識別したり、年齢、性別、笑顔度が検知できたり、ピースサインやハートマークなど手の形状も判断できるそう。写真を撮って、機械による年齢を判定しているところです。
18才に13才!? エンジニアも楽しそう。
「boundio」という電話APIは、Webから電話をかけることができるようになるというAPI。登録された番号に電話をかけたり、アップロードした音声ファイルを電話ごしに再生させたり、テキストを音声ファイルに変換して再生ができる。
例えば、レストランなどでお客さんが電話番号を登録しておくと、席が空いたときに
自動でお客さんに電話をしたり、といったことも可能なんです。
参加した女子たちは、早速入力したテキストを自分のiPhoneの電話番号で再生。
「うわ、本当にかかってきた!」「モーニングコールとかできるね!」と、興奮ぎみ。楽しそうな笑い声にあふれていました。しかも、これらを実現するのにわずか10数行のプログラムでできてしまうなんて、驚きです。
「やってみると楽しかった!」「私にも何か作れそう」との声もチラホラ。9割以上参加者が男性の中にはなかった、新しいアイデアやサービスが生まれそうな予感。
演習後は、シャンパンで懇親会。MA8の魅力とは?
2時間あまりに渡った演習も無事終了。まだまだ聞き足りないという女子からは懇親会中も質問がでたり、他のテーブルの人と感想を言い合ったりと和気あいあいな雰囲気。短時間ながら、何かモノが作れるという充足感を得ている感じでした。
Mashup Awardは、今回の女子イベントだけではなく、開発者による説明(Caravan)や参加者とアイデアを出し合うMeetupを全国各地で頻繁に行なっています。
ぴあも、普段一般の方には公開していない「チケットぴあ」のAPIを参加者の皆さんに公開し、Caravanでは開発者による説明を行なってきました。
そして、BrushUP Meetingというイベントも開催。途中経過を発表し、お互いにブラッシュアップ(アドバイス)する会です。参加者だけでなく、APIパートナーも参加し、困ったときのアドバイスや、技術に関する質問、新しいアイデアなどを皆で出し合う場も用意されています。個人や法人も参加できたり、チームを組んで応募するという人も多いのも特徴のひとつ。
今、現在人気になっているアプリやサービスは、ほぼすべてといっていいほど、何らかのAPIを複数組み合わせた「マッシュアップ」アプリばかり。「とにかく、賞金が欲しい!」「新しいサービスを作ってみたい!」「開発者に会って話しが聞きたい!」「スキルを身につけて起業、転職したい!」というすべての方にとって必見のコンテストですよ。
ファイナルステージの模様はまた後日アップ予定です。
関連リンク Mashup Awards 8(#MA8)