子どもが「友達の家に遊びに行く!」というと、不安を感じる親は多いはず。

自分がいないところで、わが子がどのように友達と関わっているのか、またお家の方と接しているのかが見えないからです。

今回は、そんな不安の解消法や、友達の家とトラブルにならない大事なマナーについて紹介します。

フォトギャラリー“ママ友トラブル”で仲直りできた人「子どものケンカで…」を漫画で読む
  • 漫画:かとう きょうこ

子どもが1人で友達の家に遊びに…親の不安

1: 友達の連絡先や、保護者がどんな人なのかを知らない

近年は昔と違い、個人情報保護の観点から電話での連絡網が廃止されている学校も多く、子どもの同級生でも連絡先を知らないということがほとんどです。

そのことから「何かあっても連絡が取れない」「帰りが遅くても、友達の家を出た時間を確認することができない」という不安がつきまといます。

また、友達の保護者がどんな人か見えない状況では「ちゃんと預かってもらえるのか不安」というのも本音です。

特に子どもにアレルギーがある場合などは、どのように対応されるのかが不安という人も多いのではないでしょうか。

子どもの申告だけでは、ただの好き嫌いと思われてしまう可能性もゼロではありませんよね。

2: 子どもがトラブルを起こさないか心配

子ども同士がトラブルを起こした場合、また相手の家で粗相などをしてしまった場合、その度合いによっては相手の保護者と険悪になってしまう可能性もあります。

そこからママ友トラブルに発展することがないとは言い切れません。

自分の見ていない場所で、その火種になるようなことが起きないかとハラハラするママは多いのではないでしょうか。

友達の家とトラブルにならない大事なマナー

1: 日頃から手洗い・うがいをきちんとして癖づけを!

新型コロナウイルス感染症や、通常の流行風邪などへの配慮を徹底しましょう。

子どもには日頃から自宅でも手洗い・うがいを習慣にさせるほか、おでかけの際は除菌スプレーなどを携帯させるとより安心です。

予備のマスクや持ち帰り用のゴミ袋も持たせておけば、友達の家の人も「感染対策をしっかりしてくれている」とホッとします。

2: おやつなどのお礼を持たせる

子どもが友達の家に遊びに行くたびに親が挨拶に出るのは大げさです。

そこで、子どもにおやつなどのお礼を持たせることで「ありがとう」の気持ちを示してみましょう。お皿などを汚さずに済む個包装のおやつや、紙パックのジュースなどが喜ばれます。

子どもに「お友達にアレルギーはないか聞いてね」と事前に聞いておきましょう。