子育て中のママさん、パパさん。子どものことをほめていますか?

もしかしたら、ほめることよりも叱ることの方が多いかもしれませんね。

子どもは正しくほめられると、満面の笑顔で応えてくれるだけでなく、自尊心も向上します。

子どもの心にちゃんと響く「正しいほめ方」について、様々な困難を抱えた子どもたちが通う、日本財団子ども第三の居場所プロジェクト・尼崎拠点・福井邦晃さんにお話を伺いました。

普通にほめるのとどう違う?「子どもの心に響く、伸びるほめ方」

プロセスに着目してほめる 

子どもをほめるとき、結果だけに着目するのはよくありません。

結果だけに着目してほめられると、子どもはそれが大人の希望であると捉えかねないため、ほめられないことはダメなことだと認識してしまうからです。

世の中には色々な考え方があって、正解は一つではありません。つまり、親がほめたい結果は、あくまで親の中での正解に過ぎないのです。

自分の意思ではなく、親(他者)の希望に沿うための解釈をしてしまうことは、長い人生を生きるうえで決して良くはありません。

たとえば何かに挑戦する際、できたかできなかったかよりも、プロセスに目を向けてください。

ひとつのゴールがあるとしたら、そのゴールにたどり着くまでの間、目に見えないことに対して、ちゃんと親は目を向けているということが分かるほめ方が大切です。

たとえ失敗したり、うまくいかなかったとしても、その見直しは確かに必要ですが、“できなかった”ことに対して、挑戦したという事実ややったことが大事なんです。

子どものその頑張りに、親がしっかりと応えてあげることが重要です。

そうすることで子どもは結果を恐れず、自分のやりたいことにどんどん挑戦するようになります。

親がちゃんと見てくれている、親が自分の頑張りを理解してくれているということが分かっている子どもは、自分からほめてほしいポイントを親に言ってくるようになります。

ちゃんとほめてあげることを継続していくことは、子どものほめてほしいポイントを、親が言い当てやすくなる環境づくりにもなるのです。