「サークルで知り合った女性ですが、一緒にいると楽しいとは思うけれど下品な言葉遣いとかが受け入れられず、“恋人関係は無理だな”と思っていました。

ある日彼女のほうから告白されて、正直に

『女らしさが感じられない女性は無理』『あくまでも遊ぶ友達としてなら』

とはっきり答えたのですが、何度も熱心に口説いてくれるので、ついに根負けして彼氏として付き合うことになりました。

それからは、彼女は言葉遣いに気をつけたり服装を女性らしくしたりと、いろいろと努力してくれて。

それは素直にうれしいと思ったけれど、“無理だな”と思っていた期間が長かったせいかすぐに新しい目で見ることができませんでした。

結局、キスやハグはできてもその先まで進むことができず、俺のほうから別れを切り出しました。

申し訳なかったけど、一度“恋愛対象外”として受け入れてしまうと、気持ちを切り替えるのって難しいですね」(27歳/教員)

遊び相手であっても、情熱を向けてくれる様子を見ればお付き合いする気持ちが生まれることもあります。

ですが、無理だという感情が根強く残っていると、自分自身が努力する気になれず、結局は受け入れられないままで終わるのですね。

関係をポジティブに変えるには、お互いの気持ちが揃わないと進めないのだなと実感します。