「ジムで知り合った女性がいて、プライベートでも仲良くなりました。
熱心にレッスンを受けるし体調管理にも気をつけているし、健康的でいいなと思っていたんですよね。
彼女は体を動かすこと以外に映画を見るのが好きで、ふたりで食事に行くようになってからは映画館にも誘われました。
俺自身はあまり映画は見ないけれど、彼女が楽しんでくれるならいいかと思って何度か一緒に行きました。
ところが、作品の感想を聞かれたときにありきたりのことしか俺が言えなかったせいか、
『やっぱり映画好きな人じゃないとダメね』
とため息をつかれて。
彼女は、“筋トレが好きで映画も好きで、自分と同じくらい楽しめる男性”が理想だそうで、俺は片方がハズレ。
それ以来連絡が減り、ジムで会っても挨拶くらいしかしなくなって、がっかりしました。
理想があるのはわかるけれど、両方を満たす男性以外はNO、ってちょっと視野が狭くないですか?
今は、交際まで進まなくてよかったなと思っています」(35歳/公務員)
付き合う男性に理想を持つのは悪いことではありませんが、「当てはまるかどうか」でばかり男性を見てしまうのは、いい縁まで自分から逃がすようなもの。
しかも、ハズレだったからとそれ後の接し方もそっけなくすると、自分の印象を悪くするだけでなくそれを知ったほかの人たちも遠ざかります。
すぐに「ダメ」と判断するのではなく、気持ちに余裕を持って男性との時間を楽しめる女性が、幸せな恋愛にたどりつけるといえます。
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