「彼女が念願の『プログラマー』になって一年目のことでした。

会議の資料を仕上げることになり、残業してやっと作ったものを提出したそうです。

でも、上司から『何カ所も間違っているじゃないか!しっかりしろ』とみんなの前で叱られてしまったそうで…。

電話から聞こえる彼女の声は、とても落ち込んだ様子で『私、この仕事向いていないかも』と言い出して、俺が『大丈夫?相談にのるよ』と聞いても気のない返事ばかり。

心配で居ても立っても居られなくなり、彼女の元へ行くことにしたんです。      

家に着くと、真っ暗な部屋で小さくなっている彼女の姿があって、安心させたくてそっと後ろから抱きしめました。

『みんな失敗しながら成長していくんだよ』と励ますと、彼女は抱きしめている俺の腕にちょこんと顎をのせてきて。

『そっか、○○くんが言うならそうだね……私、頑張る』とつぶやいたんですよ。

いつでも味方だよって励まそうとしたのに、逆に彼女からの『愛』が強く伝わってくるような出来事でした。」(26歳/営業)

ショックを受けているときは彼氏に素っ気なくしがちですね。

背伸びして「私は平気だから」と強がるより、今回のように率直に気持ちを表現する方が彼氏も「頼りにされている」と心配をかけずにすみます。

また、うまく言葉が出てこないなら無理せず、その状況をそのまま素直に言葉にして伝えてみましょう。彼氏も真摯な態度であなたと向き合ってくれるハズです。

恋愛記事を中心に執筆しているライター。元保育士としての経験を生かした記事も得意。30代後半から婚活をはじめ交際から3ヶ月でスピード婚を果たす。趣味はカフェ巡りで落ち着いた空間でゆっくりすることが好き。