「彼氏からデートの約束を断られることが増えて、浮気を疑っていました。
彼氏の部屋には見慣れないシャンプーや整髪料があって、それがサロンでしか販売されていないものとわかってピンときて。
部屋に遊びに行ったとき、こっそり彼氏のお財布を見て美容室のカードがないか、担当者の名刺がないかなど必死に探しましたね。
発見した美容室のカードにはやはり女性の字で担当者の名前が書かれていて、スマホで写真を撮って保存。
『ブルートゥースの機種名を確認したい』
と言って彼氏からスマホを借り、こっそりLINEを開いたらその女性らしい人とのトークを見つけました。
中を見るとやっぱり私に隠れて食事に行っていて、しかも彼氏からホテルに誘うような言葉もあって、大ショックで。
それらも写真に撮ったけど、彼氏に問い詰める前に浮気相手の女性が気になり、お店まで行きました。
そのときはショックを通り過ぎて頭に血がのぼっていて、お店に入るなり
『○○さんっていますか』
と受付で大きな声を出してしまい、店内の人がいっせいにこちらを見て我に返りましたが、いま思い出すと本当に恥ずかしいです……。
結局その日は女性はお休みで会えなかったのですが、その勢いのまま彼氏とは別れました。
お店まで行ったのはまずかったかも……」(33歳/営業)
浮気が発覚して、その相手に文句を言いたくなる気持ちはわかります。
ですが、職場まで押しかけるのはいいやり方ではなく、下手すると自分がまずい立場に追い込まれることも。
冷静さを欠いた行動は、かえって自分を苦しめることもあるので、浮気がわかったときは何よりも落ち着きを取り戻すのが先です。