子どもを保育園に預ける時、ギャン泣きしてしまうと気になって、仕事に行くのも憂鬱になってしまいますよね。
でも、ママによって「泣いてしまう子」もいれば「泣かない子」もいます。両者の違いはどこにあるのでしょうか。
そこで今回は、「園に預ける時、子どもを泣かせないママと、ギャン泣きさせてしまうママの違い」を保育士たちに聞いてみましたのでご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
保育士に聞いた!預け上手なママがしている「子どもを泣かせない工夫」
“二回”見送らせる
「園でお別れする時、お母さんは『行ってくるね』と子どもを抱きしめます。
その子は『お仕事頑張ってね』と言うものの、やっぱり寂しそうだなと思っていたら、お母さんは『ママは行くけど、また顔見せるから大丈夫ね』と声をかけていました。
そして、教室の窓側の道を通ってもう一度手を振るんです。
それが習慣になるうちに、子どもも笑顔になっていました。
二回見送ることで、ママと離れることを受け入れられるようです」(28歳/保育士)
「ママが行ってしまう」と思うと子どもは不安になりますよね。
でも、少し時間を空けてもう一度ママを見送ることができれば、子どもは気持ちの整理をすることが可能です。
もし難しいなら、園の門を出るところで「行ってくるね」と再び声をかけてもいいでしょう。
子どもの性格に合わせた対応
「子どもはお母さんに抱っこされて登園し、私が抱きかかえてバイバイします。
『ママ!』と呼ばれても「アハハ!○○くん泣いているの?」とニヤリ。
意外な対応にびっくりしていると、その子も急に『泣いてないもん』と。
理由を聞いてみると『なんでもお兄ちゃんと同じにしたい時期』だそうで、『お兄ちゃんはできるのに、できないの?』と言うと、その子は頑張るそうです。
負けず嫌いな子どもの性格をよく掴んでいますね」(27歳/保育士)
子どもの性格に合わせたやり方を見つけると、園でのバイバイに悩むことは少なくなります。
もちろん「いい子にしていてね」と優しく声をかけることもいいので、ぴったりな方法を探してみてくださいね。