毎日忙しく働きながら子育てをしている保育園ママにとっては、小学校入学について不安も多いのではないでしょうか。いよいよ入学準備が始まる1月を前に、先輩ママからの声を参考に心得ておいた方がよいことをまとめました。

入学後の問題は大きく分けると3つ!

学校生活のルール

まずは、保育園と大きく違うのが、宿題が出たり、プリントが大量に配られるというような、小学校での学校生活にまつわること。これは、コツがあるので慣れれば、こなせるようになります。

保護者の行事参加が多い

二つ目は、働いているママたちにとっては、保育園での行事や役員活動などは必要最低限だったと思います。しかし、PTA委員会を始め、地域活動の手伝いなどもあり、予想以上に時間がかかるケースもあるようです。

幼稚園ママと、繋がりにくい

三つめの問題は、色々な幼稚園や保育園から来るママたちと、なかなか交流が持ちにくいという点です。

では、この3つの問題点を、それぞれ細かく見ていきましょう。

学校生活のルール

プリントが大量に配られる

すでに小学校に通わせている上の子がいる先輩ママから、「小学校はプリントが多い」という話を聞いたことはないでしょうか。

連絡帳などに必要なことを書いてもらえた保育園とは違い、生徒数も多い小学校では先生からのフォローがほとんどないです。

連絡事項はすべて渡されたプリントを見て、確認しなければなりません。特に、入学前に配られる書類や、入学後の数カ月の間は、どのプリントが重要で、不要かがわからないと言えます。

また、子どもがプリントを持って帰るのを忘れてしまったり、出すのが期日ぎりぎりの場合は、必要な文具や工作などで使うものなど慌てて準備しなければならなくなってしまいます。

まずは、配布物はすぐに出すように子どもに徹底してください。特に、男の子のママからは、よく「ランドセルの中から、くしゃくしゃになったプリントが出てくる」と聞きます。

入学したばかりの時は、帰ってきたらランドセルの中を一緒にチェックする癖をつけましょう。これで、プリントを見落とすミスを防げます。

プリントの保存のやり方は、色々と方法がありますが、オーソドックスなのは、100円ショップで売っているクリアファイルに、項目別ラベルを付けて管理をするというもの。中身が見える透明なファイルなら、見落としも防げます。まずは、プリントをチェックする癖からつけましょう。

宿題がある

小学校にもよりますが、ほとんどの小学校では、1年生から宿題が出されるところが多いです。宿題の存在は、勉強をする場ではない保育園との大きな違いではないでしょうか。

宿題の目安は、学年×10分と言われています。つまり1年生なら10分。まだ小学校に入学したばかりの子どもは、自分から学習する習慣がついていない子がほとんどです。そのため、宿題も後回しにしたり、なかにはやらない子も…。

1年生の間は、ママがきちんと宿題のあるなしから、内容まで見てあげてください。また最初は目安の10分よりも、終わるのに時間がかかるかもしれません。先輩ママからの声でも、「子どもが宿題をしなくてイライラしてしまう」という話を聞きます。

対応策として、子どもが、なにが苦手なのか把握してください。読み書きなのか、足し算引き算なのか聞いてあげてください。

まだ勉強自体が初めての状態なので、一緒に勉強するつもりで見てあげると、うまくいくようです。