年が明ければ、新学期はもう間近! 新一年生になる子どもを持つ親たちは入学準備に大忙しになるでしょう。その中でもママたちの話題に上りやすいのが「学習机を買うか、買わないか」という問題。最近ではリビング学習が定着しつつあり、学習机を買わない家庭も増えています。

そこで今回は経験者ママの意見も聞きながら、「買う派」「買わない派」それぞれのメリットとデメリットをご紹介します。

買う派のメリット

学習机を使う最大のメリットは学習習慣がつきやすいということはではないでしょうか。実際、学習机を使っているママに聞いたところ、子ども自身に「ここで勉強するんだ!」という意識が芽生えて、やる気がアップしたと言っていました。

また、自分だけのスペースができるのは子どもにとって嬉しいことですよね。片づけや整理整頓を自分でやるようになったという声もありました。

買う派のデメリット

学習机を子ども部屋に置く場合、やはり親の目が行き届かないというデメリットがあります。

低学年のうちは親が教えたり、確認したりという作業もあるため、子ども部屋とリビングを行ったりきたりになってしまうこともあるでしょう。

また、学習机の引き出しにおもちゃが入っていたり、目につく場所にゲームや勉強と関係ない本が置いてあったりすると気が散ってしまうという難点も。

そして学習机の購入を躊躇する最大のポイントは、部屋が狭くなること。学習机や引き出し、棚などを一気に揃えた場合、かなりスペースをとりますよね。下の子がいる場合は、弟や妹が同じように購入した場合も想定して入念な検討が必要です。

リビングに学習机を置くのもアリ!

「学習机を買いたいけれど、子ども部屋に置くのは狭い!」と考えている人は、リビングに学習机を置くのも一つの手。

在宅勤務の多くなったママやパパと共同で使うために購入するという人もいました。奥行きが狭めの机や折りたたみの机なら圧迫感なくリビングに置くことができます。

買わない派のメリット

筆者の周りでは買わない派が多数です。とはいえ「絶対買わない!」と決めているわけではなく、まずはリビング学習で様子を見ようと考えている人が多いです。

リビング学習のメリットは、親の目が行き届くこと。家事をしながらでも子どもが宿題をしている様子を見ることができますし、確認作業などもすぐに対応できます。

また、リビング(ダイニング)のテーブルは学習机に比べて広いので、教科書や資料、辞典、ノートを一気に広げて勉強することができます。勉強が終われば片付けるという習慣がつくのもよいですね。