「家にいると、子どもが自分から勉強しなくて困る」。
子どもを持つママの共通の悩みではないでしょうか。現代は、YouTubeの動画を始め、スマートフォンのアプリや、カードゲームなど、親世代が子どもの頃よりも夢中になってしまう遊びで溢れています。
子どもが、勉強に興味を持てずに、やる気が出ない場合はどうすればよいでしょうか。今回は、子どものやる気を引き出す方法をご紹介します。
やることリストを作ってしまう
毎日、歯磨きやお風呂など、意識しなくても自然な流れで行っています。勉強も、歯磨きのように習慣化してしまえば、その日の気分に関係なく毎日やるようになります。
まずは100円ショップなどで、ホワイトボードなどを購入して「やることリスト」を、見える位置に貼りましょう。
ホワイトボードは自分でカスタマイズをして、曜日ごとに行う勉強を、「漢字」、「算数」、「英語」というようにマグネットシートに書いて、それを曜日の下に貼り付けましょう。
これなら、日によって行う内容を変えたり、部活や習い事で勉強時間が取れない日など、マグネットシートを動かせば良いです。マグネットシートは、子どもと一緒に作るのも、勉強へのやる気を引き出すきっかけになりそうです。
もしかしたら、最初のうちはスケジュール通りこなせないかもしれません。それでも、リスト化することで、少しずつできる日が増えていけば、大丈夫です。
リビング学習をしてみる
きちんとした勉強机や、勉強部屋を用意している場合は、リビング学習には積極的ではないかもしれません。しかし、近年は、親が家事をしている間でも、子どもが目に入る場所で勉強を行う「リビング学習」に、注目が集まっています。
日用品などを扱っている大型家具店などでは、リビング学習向けの仕切りや、リビングパレットなども販売しています。快適にリビング学習を行える道具もうまく活用してみてください。
リビング学習の良い点は、子どもがすぐにわからないことを聞いたりしやすいことです。小学校の低学年の頃は、まだ集中力などがうまく続きません。でも、近くに親がいることで、安心感が生まれ、やる気を伸ばすことができます。
リビング学習は、食事の前の時間を使った短時間学習にも向いています。勉強自体の習慣づけを狙うのなら、リビング学習を始めてみてはいかがでしょうか。