今までの『アナ雪』のなかでも、最も美しい公演に
公開稽古終了後は合同取材会が行われた。その内容を一部紹介したい。
ーーきょうの公開稽古の感想をお願いします。
チャーリー・ウィリアムズ(振付アソシエート):僕たちすごくキャストのみんなを誇りに思っています。思っていたよりもずいぶん先まで来れましたし、四季のみなさまに支えていただいて、とても嬉しく思っております。
エイドリアン・サープル(演出アソシエート):僕自身もすごくカンパニーに大満足していますし、とてもスリリングな体験をしています。今はとにかく劇場にいくことをすごく楽しみにしています。
すでに僕たちの美術補佐の方が劇場に行っていて、本当に美しい素晴らしい劇場だとお伺いしています。今までの『アナと雪の女王』の公演のなかでも最も美しい公演になるのではないかと思います。
三井莉穂(エルサ役候補):きょうは見ていたんですけど、一緒にお稽古を一緒にさせていただいて、一緒に課題にも向かって、話してきての公開稽古だったので、やり遂げられるおふたりを見て、とても胸が熱くなりました。だからこそ私も頑張ろうと思ったし、いい作品にできたらなと思います。
岡本瑞恵(エルサ役候補):今までたくさんお稽古をしてきて、課題や壁になっていた部分がたくさんあったんですが、公開稽古の前にもエイドリアンさんに少しお稽古をしていただいて、大きく消化できた部分があって。あの瞬間は楽しむことができました。
エイドリアンさんが常に舞台の上では楽しむことを大切にということを仰ってくださっていたのですが、それが初めてちゃんと楽しいと思えた瞬間でした。今日感じた瞬間を大切にしながら、これから舞台稽古や本番に向けて、もっともっといいお稽古をしていけたらなと思います。
町島智子(アナ役候補):今日はとにかく楽しかったです。これからまた、舞台稽古で装置を見たり、全員が衣装を着たりするのを見たりすると思うんですけど、楽しみです。私も早く劇場に行きたいなと思います。毎回毎回自分の中で出てくるワクワクや喜びを、しっかり自分の中で確立していく作業を進めていきたいと思っています。
三平果歩(アナ役候補):今日見るのが本当に楽しみで。思っている以上に完璧にされたことに、すごい鳥肌が立ちました。すごく誇らしく思うし、いいな、楽しそうだなと思いました。
吉田智誉樹(劇団四季代表取締役社長):このような日本国内で感染が拡大して困難の中、海外からお越しくださったディズニーのクリエイティブメンバーのみなさまの素晴らしい仕事ぶりに感心しました。
みなさん、稽古場とホテルを往復するだけの困難の日々を過ごしていらっしゃるのに、こんなに明るく楽しい気持ちで、キャストの皆様に接してくださることに感謝しています。
また、ここにいる4人の王女がディズニーの人たちのよろしき指導を得て、しっかり仕事をしているなと思います。ただ、まだまだ途中地点ですので、最終地点を目指して頑張って欲しいなと思います。