メンタル強化は日々の習慣から! 本番力を身につける「6つの思考習慣」
4 「コンプレックスがあってよかった」と思う
物事の「良い面」をクローズアップし、積極的な生き方をするための陽転思考の代表的な例。身体的特徴をはじめ、多くの人が簡単に変えられないコンプレックスを抱えているもの。
しかし、コンプレックスを隠さずに、むしろ前に押し出して「つかみ」に使うことで、取引先や気になる異性の心をつかんだという例が数多くある。コンプレックスを「あってよかった」と考え、個性や長所に変えている人は、高い本番力を備えていると言える。
5 苦手なことにトライする
自分に自信がなく本番に弱い人は、つい“不慣れな場所”や“苦手なこと”を避けてしまう傾向にある。しかし、スピーチやプレゼンテーション、スポーツの試合や競技大会、資格や検定の試験など、本番のほとんどは慣れない場所で行われ、また初めから得意な人もいない。
日ごろから、トライすることにメリットを感じながら、「苦手だな」「ちょっとイヤだな」と思うことに積極的に取り組むことで、本番に動じないメンタリティを身につけよう。
6 完璧主義を捨てる
完璧なものを求めると、失敗を恐れるようになってしまう。同時に、「これで完璧だ」と思ってしまえば、次への努力につながらず、結果としてより大きな失敗につながることも少なくない。
「多少のミスがあっても、結果が出ればそれでよし」という見方もできるし、また「ミスがあったからこそ、反省を次の仕事/次の恋に活かすことができる」と考えるのもいい。終わったことは仕方がないと割り切り、次の本番に向けて準備を始めよう。