「以前に半年ほど付き合った男性がいて、サークルが同じなので別れてからもよく顔を合わせていました。
ふたりで飲みに行くこともあるけど、肉体関係はないしそんな雰囲気にもならないし、健全なつながりだったと思います。
恋愛感情が完全に消えたわけじゃなくても、彼が別の女性を好きになったことで別れていたので、次また付き合うってことはないな……と割り切っていました。
なので、あるとき『やっぱり忘れられない』と言われたけれどすぐにOKできませんでしたね。
正直に信用できないことを話したら『あのときは僕が調子に乗っていた。好かれていることに甘えていた。本当に反省しているから、やり直すことを考えてほしい』と熱心に口説かれました。
それで返事は保留にしてもらい、一ヶ月“様子見”の期間を作りました。
友人には『長過ぎる』と言われたけど、自分を裏切った人の本心を確かめるにはそれくらいはかかると思います。
彼はこの間ずっと紳士的な態度を崩さず、付き合えと押しつけることもなく、私の気持ちを尊重してくれているのがわかりました。
一ヶ月経って、私のほうから『改めて、お願いします』と言って復縁しました。
彼は過去を本当に反省しているようで、以前とは違ってまめに連絡をくれたり私の予定を先に確認してくれたり、今もいいお付き合いができています」(28歳/受付)
尾を引くような過去があれば、好きだと言われてもすぐに信用できないのは当たり前です。
待たせるのは良いことではなくても、不安や悩みを拭いきれない事実は言った側も受け止めるべきではと思います。
その辛抱強さが、いざ復縁がかなった後のお付き合いを以前より幸せなものにするのですね。