「元彼の浮気相手は会社の同僚でした。
ふたりが居酒屋の個室でイチャイチャしているのを偶然同じ店にいた友人から知らされて、女性の特徴からピンときました。
以前からその女性の話題が多くて、仕事の帰りに送っていったのも聞いています。
悲しいし怒りもあるし、浮気を知ったことを彼氏にLINEで送ってブロック。
電話番号やショートメール、フェイスブックにインスタグラムなど、彼氏に把握されているものはすべて拒否設定しました。
彼氏がどう思うか、ドキドキするけどもう会話するのが嫌でしたね。
ところがある日の夜、彼氏が家まで訪ねてきて。
インターフォンに映る彼氏は明らかに怒っていて、出ないと……と思うけど体が動きませんでした。
『いるんだろ!?』と彼氏がドアを叩きはじめ、夜遅い時間だし近所の人に通報されるのが怖くてなんとか開けました。
『こっちの話も聞かずに全部ブロックとか、信じられない。もう終わりだからな』私を見て、意外にも彼氏は冷静な声で伝えてそのまま帰っていったけど、『もしかして、弁解したかったのかな』と感じてしまい、ブロックする前よりさらにモヤモヤが募りました。
何にせよ浮気は許せないけど、彼氏の対応を見ずに拒否するのはまずかったかもなと今も後悔が残っています」(32歳/看護師)
浮気を知ると彼氏のことが信じられないし、話したくないのもわかります。
けれど、一方的に伝えておいてブロックでは、彼氏も次の手が打てません。
このケースの場合は自分が実際に浮気の現場を見たわけではなく、誤解の可能性も捨てきれませんよね。
極端な行動に出ると、その後は悪い方向にしか進まないと心得ましょう。