イベントに登場した杏

 ブリヂストン「2021 冬タイヤ新商品発表会」が15日、東京都内で行われ、CMキャラクターを務める女優の杏が登壇した。

 今年、芸能生活20周年を迎えたことを記念して花束を贈呈された杏は「あっという間の20年。最初は15歳だったな…と月日の長さを感じています」としみじみと振り返った。

 杏は「本当に充実した20年だった。最初は雑誌のモデルで、コレクションで海外にも出るようになって。それからテレビ、映画に出るようになり、こうしてCMのお仕事も頂くようになった。新しいことの連続、そんな20年間でした」とコメント。

 「印象に残っている仕事」を尋ねられると、「全く言葉の通じないカメラマンの方に写真を撮っていただくことがあった。指示出しも言語ではないのですが、ちょっとした雰囲気で『こっちを向いた方がいいのかな?』というのが分かり合えて“言葉じゃないんだ”と感じました。さらにその作品が巡り巡ってどこかの美術館に収蔵されたというのも、思い出になっています」と笑顔で振り返った。

 「活躍し続ける秘訣(ひけつ)」を聞かれると、「これからも模索して歩み続けると思うのですが、ずっと新しいことに対する興味や好奇心にあふれた時間だったと思います。一瞬、“恐いな”と思う瞬間もあるのですが、やってみたいという好奇心の方が強くて、そういう好奇心に助けられて、今この場に立てているのだと思います」と語った。

 今後チャレンジしたいこととしては、「クロッキーを1冊うめる!」とフリップで回答。「野球でたとえると、素振りやノックのようなもの。鉛筆でササッと描く早描きです」と説明し、「ネットで見て、これはすごいなって。私もちょっとトライしてみたいなって」と語った。