簡単3ステップ!水耕栽培のやり方

1. 植物の根っこについた土を落とす

根っこは繊細。優しく触ろう

まずは植物の根っこについた土を落としていきます。

サボテンはトゲが鋭いので、必ず軍手や手袋を着用しましょう。ゴム手袋の上に軍手をするなど、2重で装備するのをおすすめします。

根っこは繊細で傷つきやすいので、優しくほぐしていくのがポイントです。

土を落とすときは、下に新聞紙やブルーシートを敷くと掃除が楽にできます。

水で根の間の土を落とす

ボウルに水を張って、根っこの間についている土を綺麗にしていきます。完全に綺麗にするのは大変なので、少しくらい土が残っていても大丈夫です。

器の水替えのたびに根っこも綺麗になっていきます。

2. 植物を器にセットする

植物のサイズに合った器を選ぼう

土を落とした植物を器にセットします。植物のサイズに合った器を選びましょう。

根っこの先だけ水に浸かるように、植物を支える窪みやネットを自作すれば、グラスやペットボトルでも代用できますよ。

3. 器に水を入れる

水の量が重要!

水耕栽培では水の量が重要です。根っこが完全に水に浸かってしまうと、根腐れをおこして枯れやすくなります。

また、夏場は水中に雑菌が繁殖しやすいので、こまめに水替えをすることで、植物を元気に育てることができます。

根腐れが心配な場合は、根腐れ防止剤を水に入れると、水中の不純物を吸収してくれます。

蔦性の植物も水耕栽培が可能!

蔦性の観葉植物も葉を切って水に浸けることで、根っこが生えてくるので水耕栽培が可能です。

水に浸かる葉っぱを取って茎の部分のみ水に浸けるようにすれば、サボテンや多肉植物と同じように水耕栽培ができますよ。

クリアなガラスで植物を栽培できる水耕栽培は、見た目も軽やかでおしゃれに育てることができます。根っこが伸びる過程も観察できますよ。

土が不要なので、狭い場所でも栽培できるのもおすすめのポイント。花瓶がなくても、グラスやペットボトルでも手軽に始めることができます。ぜひチャレンジしてみてくださいね。

インテリア家具店にて勤務中。野菜や植物を育てながら猫と暮らす、スローライフを夢みる20代。古道具や北欧家具が好き。2021年より単身女性で田舎と東京の二拠点生活をはじめました。