おうち時間が増え、ガーデニングや家庭菜園がブームに。
でも、初心者だとどんな野菜から始めるのがいいのかわからない!という人も多いはず。
そこで今回は、家庭菜園で野菜を育てながら、ママなどに料理や食育を教える講座を展開する野菜ソムリエプロの大西真由美さんに、家庭菜園を始めたい人におすすめの野菜や育て方、必要な道具を教えていただきました!
ベランダでも育てられる!家庭菜園におすすめの野菜6選
マンションのベランダや小さめの庭などでも育てられる、家庭菜園におすすめの食用野菜はどんなもの?
大西さんに6つピックアップしてもらいました。
ミニトマト
大西真由美さん(以下、大西)「ミニトマトは大玉トマトより育てやすいですし、子どもも食べやすいのでおすすめです。
色以外にも、黄色やオレンジ色などもあるので、育てているとカラフルで楽しいですよ」
ネギ
大西「根の付いたネギを買って、それを地面に埋めて育てれば、再生野菜が楽しめます。『リボベジ(リボーンベジタブル)』と呼び、近年、流行っているんですよ。
簡単に育ちますし、育ったら少しの量を必要なだけ取って使えるのも便利です。
リボベジなら1週間で薬味程度の量が収穫できます。キッチンでの水栽培も可能です」
ラディッシュ
大西「ラディッシュは育てやすく、20~30日くらいで比較的早く収穫を楽しめるので達成感があります。
次の野菜を育てるモチベションも上がるので、初心者の方におすすめです」
ベビーリーフ
大西「ベビーリーフは育てやすいです。1ヶ月くらいで、大きく育つ前に収穫するので管理がしやすいのもおすすめの理由です。
種を多めにまき、苗と苗の間を空ける『間引き』を行いながら成長を待ち、その『間引き菜』も食べることができるのでオトクです」
ルッコラ・バジル
大西「ルッコラやバジルは、種をまくと比較的すぐに発芽しますし、管理もしやすいのでおすすめです。
サラダにするなど、ミニトマトとの相性も良いので一緒に育てるといいですね」
ピーマン
大西「ピーマンは苗から植えれば育てやすいです。
『うちの子、ピーマンが嫌いなの』と思うかもしれませんね。でも、嫌いな野菜をあえて育てることで、子どもの野菜嫌いを克服できるかもしれませんよ」