書籍も発売して記念イベントも開催♪見どころは?
――そして続けてきたことの集大成とも言えるような書籍が発売されました。どんな一冊になりましたか?
さよたんていの母:思いつきで始めたことですが、ひとつひとつ今まで解決してきた依頼がまとまって一冊になったことで、成果というか、本人の記録になりました。
やりたいことが形になって、努力の成果が本になったということが、親としては一番ありがたいなと思っています。
そして、いただいているお悩みがどれも本当に普遍的で、私が読んでいても「わかる、同じこと思った」ということがよくあるんですね。
仕事でも恋愛でも、どの項目でも絶対そういうのがあるので、大人目線で読むと、大人はみんな共感できるような悩みをいろいろ抱えて生きているんだな、というのがわかるのも楽しみのひとつかなと思います。
――関西の一部書店では、記念展も開催されますね。見どころを教えてください。
さよたんていの母:今までよく言われたのが「本当に子どもがやってるの? 本当に(回答は)本人が書いてるの?」ということなんですね。今は手書きふうのフォントがあるので、それを使って大人が子どもを装ってやっているんじゃないか、と。
今回のイベントのメインが「調査報告書」というお悩み回答シートの原本の展示なんですが、さよたんていがえんぴつで手書きで書いてるもので、一回書いたけど気に食わなくて消したあとなどが残っています。
本人がいろいろ考えて書いていることがわかるので、ぜひそこを見ていただきたいなと思っています。
インタビュー中、実はさよたんてい本人もお母さんの隣に座って時折会話に参加してくれました! インタビューでは、謎のベールに包まれていたさよたんていの小学生としての素顔が垣間見えましたね。
書籍「さよたんていのおなやみ相談室」では、厳選した依頼解決を項目別に一挙掲載しています。さよたんていの芯をついた名回答に、思わず笑顔になったり、ふと考えさせられたりするはず。今、お悩みがある人もない人も、ぜひ読んでみてくださいね。