「昔、束縛彼氏と付き合っていました。
休日全部を彼氏のために使うとか女友達と会うのを嫌がられてやめるとか、依存していたと思います。
仲のいい友人から『もっと自分を大事にしてほしい』とはっきり言われ、私は尽くすけど彼氏は私のために何もしてくれない現実を改めて考えました。
“自分の気持ちをはっきり言おう“と思い、当たり前に会っていた日曜日に『買い物に行きたいから』とLINEで伝えたら『俺はどうするんだ!』と返され、心臓がドキドキしたけど『たまにはひとりで過ごしたい』とはっきり書きました。
いま思えば、『これで別れると言われてももういい』と覚悟を決めていたのかもしれません。
私が反発をはじめてから、彼氏からはいろいろきついことを言われたし、会わないと言ったら『俺を捨てないでくれ』と泣き落としもされたけど、『これからは大事にする』という言葉は出ないんですよね。
“結局、この人は歩み寄る気はないんだな“と思ったらどんどん気持ちが冷めていき、
『これ以上付き合えません。
別れてください』
と電話ではっきりと言えました。
友人の言葉がなかったらここまで変われなかったと思いますが、変わった私を見たことで彼氏も諦めたのか、そのまま音信不通になりました」(30歳/介護士)
束縛彼氏にとって、意のままにならない彼女を見れば自分が変わることより交際をやめる選択をします。
思い通りになっていた彼女が自分の意思で行動を決めるようになると、その姿に畏怖するのですね。
自立心をしっかりと見せることが、束縛彼氏とトラブルなく別れるためには重要といえます。