3. ズームレンズが使いやすい
Nikon D7000、200mmの望遠で撮影。背景がしっかりボケているのがわかる
Nikon デジタル一眼レフカメラ D7000
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コンパクトデジタルカメラのズームと、デジタル一眼レフカメラのズームでは、レンズの口径の大きさの影響で、写り方がまったく違ってしまいます。
コンデジでは、ただ拡大して切り取っただけのような写真になる一方、デジイチでは背景が綺麗にぼけ、臨場感のある写真になりやすいのです。
18mm ~ 200mmなどの望遠ズームレンズを持っていれば、シチュエーションを選ばず、背景を綺麗にぼけさせたプロっぽい写真が撮影できます。
4. ぼけ具合を思うままにコントロールできる
カメラには「絞り」という要素があります。レンズに取り込む光の量をコントロールするのですが、絞りを開いて多く光を取り入れると、同時に被写界深度が浅くなり、背景が綺麗にぼけます。逆に絞りを絞ると、ピントが合う範囲が広くなります。
コンパクトデジタルカメラでは、絞りを手動で変えられないものも多いのですが、デジイチであれば自由にコントロールできます。例えば、ポートレートを撮るときは人物が際立つように、背景をぼかし、風景を撮るときは広範にくっきり写るように絞る量を増やす、というように使い分けられるんです。
F3.5(絞り開放)で撮影。中心にあるバスにピントが合い、周囲は綺麗にぼけている。対象がピンポイントで明確な場合、例えば人物を撮るのに向いている
F値を上げて撮影すると、ピントが合う範囲が広くなる。集合写真や風景写真は、このほうが具合がいい
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