上の子が赤ちゃん返りする目的
上の子は、「叱られてもいいからママの関心を自分だけに引きたい」そんな思いで、わざとママの、下の子のお世話を中断させるようなことをあれこれとやってみます。
これが赤ちゃん返りです。
赤ちゃん返りの例
- 一人で着替えたり靴を履けるのに「出来ない!ママがやって!」と大騒ぎする
- わざとパンツをおしっこで濡らす
- わざとご飯を零す
- 眠い、痒い、痛いなどと大騒ぎする
- 授乳中、一緒になっておっぱいを欲しがる
叱ったり怒鳴ったりしても、「自分にだけ構ってもらうこと」が目的なのですから、お兄さん、お姉さんらしくするように命じても、なかなかうまくはいかないのです。
上の子の赤ちゃん返りを防ぐ秘策
上の子だけに関わる時間を意識的にとる
例:産院での対面の日
出産で数日間離れ、上の子と久しぶりに対面するときは、できれば赤ちゃんは看護師さんに預けて「会いたかったよ」と、上の子だけを抱きしめてあげましょう。
下の子を抱いたままではなく、上の子だけに関わりましょう。
Ⓒあべゆみこ
例:退院後
赤ちゃんが寝ている間に上の子だけに絵本を読み聞かせする時間を作ったり、一緒におもちゃで遊ぶなど、上の子がママを独り占めできる時間を毎日10分でよいので作ることを心がけましょう。
ワンオペ育児だと難しいかもしれませんが、休日、パパやおばあちゃんに赤ちゃんを預けて、上の子とお出かけする時間を設けましょう。
近所のスーパーでも公園でも良いので、上の子だけとの時間を意識して取りましょう。
関連記事