「結婚した元彼と二年ほど不倫していて、私は離婚を望んだけど彼のほうが奥さんを選び、別れました。

悲しかったけど忘れられず、ふたたび元彼からLINEでメッセージが来たときは飛び上がるほどうれしかったのを覚えています。

『妻とは以前ほど仲良くなくて』と彼が言うのを鵜呑みにして、じゃあ今度こそ離婚してくれるかも! と以前よりいっそう尽くしていたと思います。

彼から誘われたら友人との約束をドタキャンして待ち合わせに向かい、ホテル代を全額私が負担して、必死だったけど彼は一向に離婚を言い出す気配はなく。

それでも好きだったけど、よりを戻して半年ほど経ったある日、共通の知人から彼の奥さんが妊娠していることを聞きました。

慌てて彼に確認したら、『ごめん。どうしても拒否できなくて』とバツの悪そうな顔で返されて、以前の別れ話のときよりショックでしたね……。

『仲良くなくて』『拒否できなくて』って、矛盾してますよね?

結局、私は体の相手ができなくなった奥さんの代わりなのだろうなという意識が消えなくて、私から音信不通にしました。

おかげで未練もすっぱり消えて、今は独身の彼氏と幸せな恋愛をしています」(32歳/歯科衛生士)

未練のあった不倫相手から連絡が来ればうれしくなるけれど、問題はその理由。

自分にはうまいことを言っていたけれど真実はまったく違っていた、と気がつくと、本当にショックだし以前よりずっと傷つきます。

復縁を求めてくるのは必ず理由があるので、背景を間違えずに見極めるのが自分のためです。