井上道義&読売日本交響楽団によるマーラー『大地の歌』が、2022年1月28日(金)に、東京芸術劇場コンサートホールにて開催される。
井上道義は、マーラーの交響曲第8番『千人の交響曲』(2018年)と交響曲第3番(2019年)で、国内外から著名ソリストを集めただけでなく、史上初となる首都圏音楽大学の合同コーラスを結成。
常にベストを追求しチャレンジ精神を忘れない”老青年”マエストロ、井上が読売日本交響楽団を指揮し、続編として交響曲『大地の歌』を取り上げる。
ソリストには、第3番に続き井上が全幅の信頼を寄せるアルトの池田香織。そして、テノールに、2020年当劇場での『ラ・トラヴィアータ』(アルフレード役)で日本人離れした圧倒的な声量と音楽性を披露した宮里直樹をキャスティングし、万全の布陣で臨む。
さらにマーラー同様、20世紀を代表するシンフォニストの一人、シベリウスによる最後の交響曲である第7番、ケルン放送交響楽団とブルターニュ交響楽団、東京芸術劇場の共同委嘱作品となる藤倉大“Entwine”をプログラミング。 “Entwine”は今回が有観客としては世界初演となる。
チケットは現在発売中だ。
■公演概要
「東京芸術劇場Presents読売日本交響楽団演奏会」
日程:2022年1月28日 (金)19:00 開演(ロビー開場 18:00)
会場:東京芸術劇場 コンサートホール
曲目:
藤倉大:Entwine (日本初演)
*ケルン放送交響楽団・ブルターニュ交響楽団との国際共同委嘱作品
シベリウス:交響曲第7番 ハ長調 op.105
マーラー:『大地の歌』
*アルト、テノール独唱と大オーケストラのための交響曲
*歌詞:ハンス・ベトゥゲの詩集『シナの笛』から
指揮:井上道義
アルト:池田香織
テノール:宮里直樹
管弦楽:読売日本交響楽団