「仲のいいママ友は数人いますが、気をつけているのはその人の家庭の事情をあれこれ尋ねないことです。
旦那さんのお仕事やお子さんの数、義実家の話など、人によって環境は違うじゃないですか。
うちは一人っ子で、ママ友と思っていた女性に『もうひとり産まないの?』『自分の将来が不安じゃない?』などいろいろと言われるのがストレスで、一緒にいてもきょうだいを育てることの意義ばかり話題にされるので、結局疎遠にしました。
私は体の事情でこれ以上出産は難しいのですが、このとき『その人がどんな事情を抱えているかはわからない』ことを実感しましたね。
親しくなっても、相手が話してくれるまでは家庭の事情には踏み込まず、相談とかされることがあったらしっかりと耳を傾けるようにしています。
これがいい距離感だと思っていて、私も本当に信頼しているママには家のことを話せるし、相手も同じように打ち明けてくれます。
身近な人だからこそ、相手の気持ちを尊重する気持ちを忘れたくないです」(42歳/自営業)
仲がいいからと相手の情報を引き出し、踏み込もうとするのは不躾といえます。
詮索されること自体を嫌がる人も多く、ストレスのないお付き合いをするならお互いに居心地がいいと思える距離感が欠かせません。
むやみに触れないだけでなく、話してくれたときは親身に向き合うことも信頼を強くします。
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