子どもにじっとしていてほしいからと、ついスマホやタブレットで動画を見せてしまいがちなママ・パパは少なくないと思います。

「もう終わりにしよう」と促しても「イヤ」「まだ見たい」と言うので、長時間視聴させてしまうこともあるでしょう。

そこで今回は、元保育士の筆者が「子どもが動画ばかり見る時の対処法」をご紹介します。

子どもが動画ばかり見る時、どうする?おすすめの対処法

1:次に楽しいことを持ってくる

子どもが動画に夢中で、声をかけても反応がないことってありますよね。

それだけ子どもは一つのことにのめり込むもの。短い動画を数本見せるとキリがないため、あらかじめ長い動画を一本ピックアップしましょう

そうすることで「一度に見られるのは一本だけ」という習慣も身につくので、一石二鳥だと言えます。

さらに、動画を見る前に「見終わったら外で遊ぼうね」「ママとおやつ食べるよ」と、次にもっと楽しいことが待っていることを子どもに伝えましょう。

ママのタイミングで「もう終わりね」と伝えても、「もうちょっと」なんて言わずすんなり応じてくれるようになります。

2:あえてテレビのようにする

動画をあえてテレビのように、曜日と時間を決めて見せるのも一つの手です。

まだ子どもが小さくて曜日感覚がない場合は「園で朝礼がある日」「体操服を持っていく日」など、わかりやすい設定にしてみてくださいね。

また、実際に時計を見せて「長い針が12に来るまでね」と教えることで、自然と時間の感覚も身に着きます。

これを根気よく繰り返し、約束を守れたら褒めることで徐々に子ども自身の習慣となるはずです。