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恋愛系・妄想ヌードルアート「ザ・麺フィクション」は、コラムニストであり、ヌードルアート・アーティストである祐天寺ヨリエが、今が旬で最も輝いている有名人をモデルとして描いた麺作品を元に妄想を働かせ、恋に悩む全ての人のために魂を込めて書き綴った「恋愛ハウツー指南コラム」です。
第4回は「クイーン・オブ・ギャップ女子」な米倉涼子さんをモデルに、「ギャップが生み出すモテ術ならびに男性操縦法」について考えてみます。
ギャップがあるほど魅力的!
「ギャハハ!」と髪をかきあげ飾らぬ素顔の笑いを見せたと思えば、金庫の札束を無表情に数えてみたり。一方であちらこちらの男たちをたぶらかしてほくそ笑んでいると思えば、ボランティア活動に熱心に打ち込んでみたり。
そのように、やることなすこと、見せる顔のギャップがあまりにも大きい「ギャップ女子」、あなたの周りにもいませんか。
有名人で例えるなら、ズバリ女優の米倉涼子さんこそがまさに「クイーン・オブ・ギャップ女子」ではないでしょうか。冒頭の「ギャハハ!」の例も、まさに米倉さんがモデルです。現在、さまざまなドラマや舞台などで個性的な役を多く演じらているのはもちろんですが、役柄のみならず、彼女は天性の「ギャップ女子」だと多くの方が感じているのではないでしょうか。
そしてそのギャップが「女性としての魅力」を高め、その結果「なんぼでもオトコを引き寄せ」、そして操縦できるという非常にうらやましい状況を生み出しているのです。
よって今回は、米倉涼子さんのプライベートや役柄などすべてをひっくるめて、その「ギャップ」の魅力に迫りつつ、「そのギャップが生み出すモテ術ならびに男性操縦法」について、考えてみましょう。
【考察】「強欲な女」VS「天真爛漫な少女」VS「男っぽくサバサバ」のギャップ
●ギラついた「女の強欲感」!
米倉さんが着物を凛と着こなし、「黒革の手帳」のような “ 夜の蝶の顔 ” の役柄を演じるその時。彼女から強烈に放たれるのが、後光がさすかのごとくギラついた「女の強欲感」です。
「権力と金と男をいっぺんに全部欲しい!」と顔に油性ペンで書いてあるようなあの強欲フェイスは、嫌悪感さえ通り越し、ひとつの立派なアイデンティティとして人々の目に映ってしまうからなんとも摩訶不思議なものです。さらにそれは、「そこまでやったらたいしたもんだ!」という、よくわからないリスペクトの対象にだんだんと移り変わっていくという不思議な魔力を秘めているのです。