仲のいい友人が既婚者と不倫関係を続けていると、自分とのお付き合いにも影響が出ることがあります。

不毛な相談を持ちかけられたり、知らない間に「アリバイ工作」に利用されたり、自分が損をするような事態は避けたいもの。

巻き込まれないためには、不倫中の友人とはある程度距離を置いた接し方が大切です。

角を立てずにお付き合いを続ける方法をご紹介します。

友人の不倫とは「身近になりすぎない」ことが大切

「不倫は賛成できない」とはっきり伝えておく

内心では不倫なんて嫌いだし自分は絶対にしたくないと思っているけれど、仲のいい友人が不倫にはまってしまいあれこれとのろけるのを聞いていると、そんな本音は伝えにくいですよね。

黙って聞いている姿が友人にとっては「不倫を肯定してくれる」と映ると、相談相手にされたりトラブルが起こったときに頼りにされたりと、意図せず負担を強いられることがあるので注意が必要です。

不倫はリスクが高く身を置くのは避けるべき関係であり、好きで大切にしたい友人であっても、「賛成できない」姿勢ははっきりと伝えておくのが自分のため。

「あなたの気持ちは応援したいけれど、不倫は人の道から外れた関係だと思うから」と、不倫のみを否定する言い方なら大きな溝を生みません。

頼れないことをアピールしておくと、友人が「人に受け入れてもらえないのが不倫なのだ」と気がつくきっかけにもなります。

“アリバイ作り”のお願いはきっぱりと断る

友人から、不倫相手とデートするけど「あなたと一緒にいたことにして!」と“アリバイ作り”をお願いされる人もいるでしょう。

嘘に加担することは、万が一バレたときに「不倫を応援した人」と見られる可能性があり、トラブルの波紋が広がることを避けられません。

たとえ友人の不倫を応援したい気持ちがあるとしても、アリバイ工作に加わるのは危険です。

また、「あなたと一緒だったって聞いたけど」と何も聞かされないまま利用されると、辻褄の合わない事態が思わぬ問題に発展することも。

正面から断ると相手を傷つけるとわかるときは、「その日は人と会うから無理」「外出する用事があって」と、お願いを聞けない理由を外に作りましょう。