“不倫についての悩み“を聞くのはほどほどに
不倫は人に打ち明けられない関係であり、悩みがあっても相談できる人が限られるのはよくあること。
「あなたなら聞いてくれる」と頼られるとつい親身になりますが、不倫そのものを応援できないときは、解決を考える前に「不倫はやめたほうがいいと思っている」と自分のスタンスをはっきり伝えましょう。
無理をしてまで相談を聞く必要はなく、応えることで「背中を押された」と受け取られると、後になって大きなトラブルが起こったときに真っ先に巻き込まれます。
つらい気持ちに耳を傾ける機会まで否定することはないですが、悩みを聞くのはほどほどに、「あなたの味方だけど、今の関係が幸せには思えない」など本音を伝えるのも忘れずに接しましょう。
友人の気持ちに寄り添いすぎない姿勢は、現実を冷静に考えるために欠かせません。
会っているときは不倫以外の話題でも盛り上がる
「お茶するといつもあの子の不倫の話になる」など、会うこと自体がストレスになる場合もあります。
距離を取るのも自分のためですが、いい友達でいたいと思うときは、不倫以外の話題をこちらから振って意識をそらしましょう。
趣味や習い事のこと、最近の買い物でよかったものなど、前向きな話で盛り上がるのが楽しいですね。
不倫中は、関係を知っている人にあれこれと愚痴を吐きたくなる、逆に順調な様子を聞いてほしいなど、窮屈な関係の憂さを晴らしたくなる人は多いもの。
毎回“不倫ネタ”で苦しいときは、こちらが話題を提供していくことで「あなたとはもっと楽しく過ごしたい」気持ちをアピールしましょう。
「別れたほうがいい」など説得しない
どうしても友人の不倫を受け入れられない、不幸になるに決まっているなど、“友達のためを思って”別れを説得する人がいますが、かえって仲の断絶を招くことがあります。
不倫をしている人にとって身近な人から正論を言われるのは、苦しいだけでなく応援してくれない姿が拒絶に感じられ、ネガティブな感情が湧くものです。
「それができればこんなに悩まないわよ!」と本音を返されて喧嘩になり、そのまま疎遠になってしまうケースは、決して少なくありません。
別れるかどうかはあくまでも友人の問題です。
安易に応援するのは避けたいですが、「別れたほうがいい」とリスクを説き続けるのも、友人を追い詰める可能性があることを忘れてはいけません。
がんばってと言えないときは、「応援はできないけど、心配しているから」と素直な気持ちだけを伝えるのが正解。
友人の状態にむやみに足を踏み入れず見守る姿勢も、ときには大切な友情なのですね。
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友人が不倫していると、モヤモヤするし今までのように楽しくお付き合いができないのは仕方のないことです。
だからといってばっさりシャットアウトするのも角が立ち、縁を続けるのなら適度な距離を取ることが自分のため。
「応援はしないけど、あなたの味方でいたい」という気持ちを伝えるのが、お互いにとって信頼になるはずです。