「彼は、私の勤め先の取引先で勤務する男性でした。彼はハンサムな営業マンで、話術にとても長けていました。私は受付だったため、彼の対応を取ることも多く、軽い世間話を受付ですることもありました。

ある日、彼から『一緒にご飯を食べに行きませんか?』と声をかけられ、ご飯を食べにいくことになりました。

彼の話によると、元カノと婚約破棄を経験し、女性不審になってしまったとのことでした。その話を聞いて、私は『私が、彼の女性不信を取り除いてあげたい』と思うようになりました。

やがて、彼と深い関係になってしまったのですが、彼は一向に『付き合おう』とは言ってくれません。

ある日、ふと彼と同じ取引先の別の男性が勤め先に来訪したため、思わず『〇〇さんってどんな方ですか?』と、彼について尋ねてみました。すると、その男性は『ああ、かっこいいしいい人だよ。まだ新婚で、もうすぐ子供が生まれるみたいで、今は幸せ真っ盛りみたいだよ』と一言。

その瞬間に、私はすっかり自分が騙されたことに気づいたのです。彼はなんと既婚者で、もうすぐ子供が生まれる状況のようでした。奥さんが妊娠中だから、もしかしたら私に声をかけたのかもしれません。

私はその後すぐに彼に別れを告げ、結婚相談所に入会しました。そこなら、既婚者は絶対にいないと思ったし、私はもうだまされないと思ったからです。しかし、なかなかいい人と出会えず、退会も今では検討しています。

たとえ不倫であろうと、一度でも素敵な男性と交際してしまうと、婚活は難しくなると実感しました」(34歳/受付)

奥さんの妊娠中に、他の女性と不倫をする男性は多いようです。

もし、男性に不信感を感じた場合は、彼女のように男性の身近にいる男性に「どんな男性か」を確認しておくと安心です。